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ユーロ円テクニカル分析とターゲット/週明けの仕掛けポイント

11:00

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■週足・日足テクニカル分析



[週足]

120310eurjpy-w.jpg

(チャートは画像クリックで拡大します)

週足で大きな流れを見たいと思います。

・先週の値幅:301pips(前週274pips)
・高値:108.63
・安値:105.62

ローソク足は下ヒゲの方が長い上十字線となっています。底堅さが見られる足型です。


大局的には「2008/7高値起点の大きなダウントレンドライン上での揉み合い」と見ることができるかと思います。


移動平均線では、75週線(青)が2/27高値でレジスタンスとなっており、5週線(黄)が今年に入って一貫してサポートとなっています。5週線は今週もサポートラインとしてワークしています。この2本のラインは意識しておく必要があります。


目先は

・週足BB+2σ(現在110.17)
・2011/4/11高値からの下落幅に対する半値戻し(110.16)
・75週線(現在110.01)
・2/27高値(109.91)

といったレジスタンスが110円近辺に集まっていますので(ピンクの丸の部分)、このあたりが強い抵抗ゾーンとなっており、上方向のターゲットとして意識されやすくなっています。


下方向は5週線を割り込んでくるようであれば注意が必要となります。


[週足上値ターゲット]

・2011/4/11高値からの下落幅に対する61.8%戻し(113.26)
・2011/10/31高値(111.54)
・週足BB+2σ(現在110.17)
・2011/4/11高値からの下落幅に対する半値戻し(110.16)
・75週線(現在110.01)
・2/27高値(109.91)


[週足下値ターゲット]

・週足BB+1σ(現在106.77)
・5週線(現在106.38)
・週足BBミドルバンド(現在103.38)




[日足]

120310eurjpy-d.jpg


次に日足で直近の流れを見てみます。


大局的には「200日線(赤)上での揉み合い」と見ることができるかと思います。200日線は長期トレンドの指標として見られることが多いので、本格的な上昇に転じるためには

・200日線より上で継続してレートが推移すること
・200日線が上向くこと

が必要です。そのような重要な切り替えポイントになりますので、過去のデータを見ても200日線近辺では揉み合いとなりやすい傾向があります。


先週は前半に調整の動きがみられましたが、

・BBミドル(20日線)
・2/1安値からの上昇幅に対する38.2%戻し
・ヒドゥンダイバージェンス

がサポートとなって上昇に転じています。


先週末の記事で書いた

・ヒドゥンダイバージェンスが押し目判断の目安
・BBミドルバンドが押し目買いのポイント

のストラテジーはバッチリでしたね。


特にBBミドルが今年に入って2回続けてサポートとしてワークしていますので(2つのピンクの丸)、このラインは目先のサポートラインとして意識されそうです。逆にこのラインを割り込んでくるようであれば、BB-1σ・-2σ・トレンドライン近辺まで下を見ておく必要があります。


フィボナッチ的には2/1安値からの上昇幅に対する38.2%戻しで再上昇に転じていますので、エリオット波動の5波入りしているとの見方もできます。その場合は、第1波動(1/16安値からの約500pips上昇が3/6安値(105.62)から計算されると、110円台半ば~後半がターゲットになります。ただし、エリオット波動はダマシも多く、ここから再度下落してa-b-cで第4波を形成するシナリオもありますので(第4波は揉み合いになりやすい傾向があります)、ここは参考程度に。


RSIはまだダイバージェンスが示現していませんので、頭打ち感はもう少し先になりそうです。


[日足上値ターゲット]

・2011/10/31高値(111.54)
・日足BB+2σ(現在110.46)
・2011/4/11高値からの下落幅に対する半値戻し(110.16)
・110.00
・2/27高値(109.91)


[日足下値ターゲット]

・5日線(現在107.34)
・200日線(現在106.67)
・日足BBミドル(現在106.31)
・3/6安値(105.62)
・トレンドライン(現在104.26)




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■ファンダメンタルズ・テクニカル分析(総合)・週明けのシナリオ予測


先週は下落の局面もありましたが、ほぼ「往って来い」の展開となりました。1月中旬以降の1300pips近い上昇幅に対する調整が、先週火曜の105.62で完了したかどうかがポイントになりそうです。


「ドル円上昇+ユーロドル下落」もしくは「ドル円下落+ユーロドル上昇」になると、ユーロ円はこの2通貨ペアのレートのクロスですので、方向感の定まらないレンジ相場を形成しやすくなります。これはマーケット全体の動意が先週半ば以降のドル主体になると起こりやすい現象です。


逆に「ドル円上昇+ユーロドル上昇」「ドル円下落+ユーロドル下落」となったときは、当然クロスのユーロ円の値幅は非常に大きなものとなります。2月の大きな上昇は前者、昨年後半の下落は後者ですね。


雇用統計では「ドル円上昇」「ユーロドル下落」となりましたので、ユーロ円の値幅は小幅にとどまっています。ギリシャ問題が一服、マーケットの関心がアメリカへ向かっていますので、目先は方向感が出にくくなるかもしれません。


3月は

・ギリシャが緊縮策を実行できるのか不透明
・ポルトガル・スペイン・イタリアへの懸念拡大
・欧州債償還問題
・期末リパトリ要因

といった上値抑制要因、

・日銀インフレ目途導入
・円キャリー復活

といった円安要因、さらに

・米経済指標の堅調推移
・バーナンキFRB議長議会証言でのQE3(量的緩和第3弾)観測後退

を背景としたドル買い要因、株式市場の堅調推移によるリスクオン等、様々な上下要因が交錯しそうですので、目先は方向感が出にくく神経質に上下することが考えられます。




■週明けの上値ターゲット


・日足BB+2σ(現在110.46)
・2011/4/11高値からの下落幅に対する半値戻し(110.16)
・75週線(現在110.01)
・110.00
・2/27高値(109.91)




■週明けの下値ターゲット


・5日線(現在107.34)
・200日線(現在106.67)
・5週線(現在106.38)
・日足BBミドル(現在106.31)
・3/6安値(105.62)
・トレンドライン(現在104.26)




■週明けの仕掛けポイント


[Strategy-1](メイン)押し目買い
・5日線~日足BBミドル近辺での押し目買い
・トレンドライン近辺での押し目買い

[Strategy-2](サブ)戻り売り
・日足BBミドル・トレンドラインを割り込んでくるようであれば、リテスト局面を戻り売り




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