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ドル円テクニカル分析とターゲット/週明けの仕掛けポイント

15:00

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■時間足別テクニカル分析(週足・日足・4時間足)



[週足]

120603usdjpy-w.jpg

まず週足で大きな流れを見てみたいと思います。

・先週の値幅:205pips(前週104pips)
・高値:79.70
・安値:77.65

1週間のボラティリティ(値幅)は200pipsを超え、ドル円としては8週ぶりの大きな値動きとなりました。


BBミドル・75週線・5週線・今年安値からの上昇幅に対する61.8%戻しといったサポートゾーンが79-80円にありましたが、ダウンサイドへのブレイクで下げが加速しています。


ローソク足は長い陰線になっていますが、先週安値で

・今年安値からの上昇幅に対する78.6%戻し+週足BB-1σタッチ
・50pips程度の下ヒゲ
・RSIがヒドゥンダイバージェンス

となっており、一方的に下げが加速するかどうかはここからは微妙な感じです。


[週足上値ターゲット]

・週足BBミドルバンド(現在80.10)
・5週線(現在79.30)


[週足下値ターゲット]

・6/1安値(77.65)
・2/1安値(76.01)




[日足]

120603usdjpy-d.jpg


次に日足を見てみます。ダウンチャネル内での下落推移が続いていますので、チャネルトップ・ボトムの位置は意識しておきたいですね。


先週は日足レベルで重要なサポートと見られていた200日線を下抜けています。200日線は長期トレンドを見る上で重要な役割となっており、これを下回ったことで、今年前半に見られた反転の機運は終了との見方が強まります。既に200日線ブレイク後はレジスタンスとして意識されており、上値抑制要因に転じています。


先週は約10日間かけて形成されたトライアングルをダウンサイドへブレイク、一気に下落が加速しています。先週の仕掛けは「トライアングルのブレイクアウト」としていましたが、バッチリでしたね。BBが1月以来の幅にスクイーズしていましたが、「BBスクイーズ+ヒドゥンダイバージェンス」のブレイクアウトは成功する確立が高いので、教科書通りの取りやすい動きだったと思います。


BBはスクイーズから再びワイドニングのフェーズに転じていますので、戻り売りが優勢となりそうです。今回またしてもクリアできなかったBBミドル(20日線)は、ダウントレンドライン(=チャネルトップ)とほぼ重なっており、今後も重要なレジスタンスとして意識されることになりそうです。


下方向は、先週金曜安値が今年安値からの上昇幅に対する78.6%戻しをつけていますが、まだ明確なダイバージェンスにはなっていませんので、下値余地はありそうに見えます。下方向は今年安値まで目立ったサポートが見られませんが、金曜の上下ヒゲの足型は、目先短期的に方向感模索となるかもしれません。


[日足上値ターゲット]

・日足BB+2σ(現在79.50)
・ダウントレンドライン(現在79.47)
・日足BB-1σ(現在78.96)
・5日線(現在78.88)
・200日線(現在78.61)


[日足下値ターゲット]

・先週安値(6/1、77.65)




[4時間足]

120603usdjpy-h4.jpg


最後に直近の動きを4時間足で見てみたいと思います。右の2本の縦のグリッド間が先週の値動きになります。


先週の主なトレーディングポイントは2ヶ所ですね。割と分かりやすかったと思います。州央の小さなトライアングルのダウンサイドへのブレイクが最初のポイントですね。ここはBBが極端にスクイーズしており、「BBスクイーズ+ブレイクアウト」は教科書通りの成功率の高いエントリーポイントになります。


もうひとつは、その前週安値(79.00)割れのポイントですね。ここはブレイクアウトでもリテストでもいいでしょう。このようなサポートブレイクポイントは一時的に揉み合うことが多いです。リテストの方が1時間足でBBミドルとヒドゥンダイバージェンスですから、こちらの方がリスクも少なくエントリーしやすいですね。


決済は雇用統計前の1時間足でのダイバージェンスか、雇用統計でのダイバージェンスで、+100pips程度は取れたかと思います。


目先の戻りは、BBと75SMA、ブレイクポイントの79.00あたりがレジスタンスとして意識されそうです。


[4時間足上値ターゲット]

・4時間足BB+2σ(79.72)
・先週高値(5/28、79.70)
・ダウントレンドライン(現在79.47)
・5/18安値(79.00)


[4時間足下値ターゲット]

・5/23安値(79.20)
・5/18安値(79.00)




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■ファンダメンタルズ・テクニカル分析(総合)・週明けのシナリオ予測


先週のドル円は、2週続いたレンジをダウンサイドへブレイク、一気に下げが加速しました。重要なテクニカルサポートの200日線を回復できないまま引けており、弱含みの展開となっています。


ファンダメンタルズ的には、米雇用統計をはじめ直近の米経済指標が弱含む環境から、早ければ今月のFOMCでの量的緩和観測もあり、ギリシャ・スペインをはじめとする欧州懸念からユーロも買えず、マーケットでは円が選好されやすい流れになっています。


ただし、先週金曜の弱い米雇用統計を受けた下落直後にレートチェック観測から約1円急騰する乱高下の場面も見られており、ここからはテクニカル的に弱含みながら介入警戒も伴った展開となりそうです。




■週明けの上値ターゲット


・日足BB+2σ(現在79.50)
・ダウントレンドライン(現在79.47)
・日足BB-1σ(現在78.96)
・5日線(現在78.88)
・200日線(現在78.61)




■週明けの下値ターゲット


・先週安値(6/1、77.65)
・2/1安値(76.01)




■週明けの仕掛けポイント


・日足BBミドル~ダウントレンドライン近辺での戻り売り
・5日線~日足BB-1σ近辺での戻り売り




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先週はポンドが高パフォーマンスでしたが、テキストでご紹介している手法での先週のトレードの一例です。


[ポンド円、1時間足]

120603gbpjpy-h1_2.jpg


・ショートエントリー:122.12
・決済:120.57(+155pips)



ダウントレンド中の戻り売りで、再度下方向へ向かうのを確認してからのショートエントリーには安心感があります。エントリー後はほとんど含み損を持つことなく大きく下落、3本長いローソク足の陰線となり、僅か4時間程度で、雇用統計前にしっかり利益確定、ストレスフリーのトレーディングでした。先週1週間の足を見てみると、最も効率の良いポイントでのショートエントリーでしたね。世界中の多くのトレーダーが注目するポイントを見事に捕らえた例となりました。


このように、大荒れの相場の中では、ハイリスクでホームランを狙うよりは、大切な資金のトレードですので、いかにリスクの少ないポイントで確実に取っていくかが重要です。その意味では、できるだけリスクを低減し、損小利大であるテキストの手法はぴったりであるといえます。



[ポンドドル、1時間足]

120602gbpusd-h1.jpg



ポジション1
・ショートエントリー:1.5586
・決済:1.5479(+107pips)

ポジション2
・ショートエントリー:1.5455
・決済:1.5355(+100pips)



赤い矢印がエントリーポイントと向き、青い矢印がクローズポイントです。こちらもダウントレンド中の戻りを、再び下へ向かうのを確認してからのエントリーになりますので、リスクは少なく、安心感があります。また、こちらも雇用統計前には手堅く利益確定となっており、その後は乱高下になっています。



当テキストのトレーディング手法によるトレーディング例です。

3/19-23のトレーディング例

3/26-30のトレーディング例

4/2-6のトレーディング例

4/9-13のトレーディング例

この期間は、レンジやトレンド等、様々な相場展開があったと思います。そのような中、このようなトレーディングを続けられるのは、いかにこのテキストでご紹介しているトレーディング手法が「たまたま」ではなく、様々な相場展開にマッチする手法であるかがお分かりいただけると思います。



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