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ギリシャ選挙とユーロドル動向・テクニカル徹底分析

08:00

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■時間足別テクニカル分析



[週足]

120617eurusd-w.jpg

(チャートは画像クリックで拡大します)

まず週足で大きな流れを見たいと思います。

・先週の値幅:225pips(前週239pips)
・高値:1.2666
・安値:1.2441

下に約200pipsのヒゲを残す陽線になりました。ローソク足の足型の定義としては、先高示唆の強い足型となります。



~週足3つのチェックポイント~


【1, BB(ボリンジャー・バンド)】

2~4月のスクイーズ・フェーズ(収縮期)から、5月の下落でワイドニング・フェーズ(拡大期)に入っています。ワイドニング・フェーズでは、ミドルの向きへ戻りを入れるのが大きなベーシック・ストラテジー(基本戦略)とされています。現在の局面ではミドルは右肩下がりなので、「戻り売り」がベーシック・ストラテジーとなります。現在レートはBB-1σ~-2σ間にあるので、BB-1σとミドルの位置が意識されるポイントとなります。


【2, ダイバージェンス】

今年1月安値に比べて、6月安値の方がレートが下がっていますが、RSIを見ると6月安値の方が値が高くなっています。これをダイバージェンス(逆行現象)といいますが、ダイバージェンスはトレンド反転警戒サインとして知られています。もちろん絶対ではありませんので、そのままトレンドが続くこともあります。ダイバージェンスは、他のオシレーター系テクニカル指標(ストキャスティクスやMACD等)でも有効なサインです。


【3, 5週線】

5週線(黄色いライン)は直近のトレンドのサポレジ(サポート&レジスタンス)となることが多く、

・5週線をサポート(支持)にレートが上昇→アップトレンド
・レートが5週線をまたいで上下→レンジ相場
・5週線をレジスタンス(抵抗)にレートが上昇→ダウントレンド

とフェーズを判断することが多いです。今年の相場を見てみると、2~4月のレンジ相場では5週線を上下しており、5月のダウントレンド相場では5週線がレジスタンスになっています。


先週のNY引けは5週線より上で引けており、週明けはこれをサポートに上昇に転ずるようであればアップトレンド、またいで上下すればしばらくレンジ、再び下抜けて推移すればさらに下落と判断できると思います。



【週足注目レート】

(アップサイド)
・週足BBミドル(現在1.3025)
・2011/5高値からの下落幅に対する23.6%戻し(1.2912)
・週足BB-1σ(現在1.2736)

(ダウンサイド)
・5週線(現在1.2571)
・週足BB-2σ(1.2447)
・6/1安値(1.2286)




[日足]

120617eurusd-d.jpg


次に日足を見てみます。


先週は月曜に大きくギャップアップ(下のユーロ円の記事参照)オープン後、約190pipsの長い陰線となりましたが、火~金曜で全戻しとなりました。



~日足3つのチェックポイント~


【1, BB(ボリンジャー・バンド)】

BBミドル(=20日線)の傾きは、トレンドを示すことが多いです。またダウントレンド時は

・ダウントレンド時→BBミドルが右肩下がり&BBミドルがレジスタンス *昨年11~12月が該当
・強いダウントレンド→BBミドルが右肩下がり&BB-1σがレジスタンス *今年5月が該当

となりやすい傾向があります(アップトレンド時はこの逆ですね)。チャートを見ると、

・BBミドルはほぼ横向きに転じている
・既にミドルを超え+1σにまで到達している

ことから、ダウントレンドは終了していることが分かります。ミドルを上下している間は相場の分岐点となりますので、ここからは

・BBミドルを上下にまたぐレンジ相場
・BBミドルをサポートにアップトレンド入り
・BBミドルをレジスタンスに再度ダウントレンド入り

の3つのフェーズが想定されることになります。


【2, ヒドゥンダイバージェンス】

上の週足のところでダイバージェンス(逆行現象)について触れましたが、日足では、6/1安値でダイバージェンスが示現、そこでトレンドが反転しています。ヒドゥンダイバージェンスでは、この逆を見ます。5/1のレート(1.3250近辺)と現在のレート(1.2650近辺)は、600pipsも下がっているのに、RSIを見ると既に同じあたりまで戻しています。ということは、現時点では上昇圧力はまだ弱いとの見方ができます。これをヒドゥンダイバージェンス(隠れ逆行現象)といいます。これは単体ではなく、他のテクニカル指標と組み合わせると、「戻り売り・押し目買い」ポイントの見極めの精度が上昇することで知られています。


【3, フィボナッチ・リトレースメント】

反転ポイントや戻り・押し目ポイントの見極めに有効なフィボナッチですが、現時点では昨年高値・今年高値・5月高値と、3ヶ所程度日足ではフィボナッチの起点が考えられます。このようなダウントレンドの場合、まず23.6・38.2%戻しが最初のポイントになりますが、38.2%戻しが有効となるためには、まず23.6%戻し地点でちょっとしたチャート・アクションが見られることが多いんですね。その意味では、現時点では、今年高値・5月高値どちらも現時点では有効と考えられます。昨年高値からはまだ幅が大きいので、23.6%戻しがポイントとなります。



【日足注目レート】

(アップサイド)
・75日線(現在1.2966)
・日足BB+2σ(現在1.2744)
・2/24高値からの下落幅に対する38.2%戻し(1.2744)
・先週高値(6/11、1.2666)

(ダウンサイド)
・日足BBミドル(現在1.2535)
・先週安値(6/12、1.2441)
・日足BB-1σ(現在1.2428)




[4時間足]

120617eurusd-h4.jpg


最後に直近の動きを4時間足で見てみたいと思います。右2本のグリッド間が先週の値動きです。


先週は月曜に大きくギャップアップしてスタートしましたが、すぐに窓を埋めました。このギャップクローズ狙いのカウンタートレードでも100pipsは取れるのですが、ここは正統派で見ていきたいと思います。


~4時間足3つのチェックポイント~


【1, サポレジ(サポート&レジスタンス)】

先週はサポレジの週でしたね。黄色い丸のところが、絶好のロングエントリーポイントです。ここは

・長い下ヒゲ
・1時間足でダイバージェンス
・1.2450ラインで4回続けて跳ね返される

ですから、非常に分かりやすいロングの入れどころです。その後は1時間足では比較的分かりやすいサポレジを繰り返しており、2ヶ所ほどいいロングのエントリーポイントがありましたね。

ユーロはファンダメンタルズ的に非常に不安定ですから、やはりブレイクアウトで入れるにはリスクが高いので、このようにサポレジで押し目をロングでいれるのがいいですね。


【2, 75SMA】

過去1年ほどのチャートを見てみると、4時間足75SMAが何度もサポレジとしてワークしていることが分かります。この2週間は75SMAを上下して揉み合いとなりましたが、このラインが明確に右肩上がりとなるようであれば、サポートとして意識されやすくなります。


【3, トレンドライン】

チャートではスイングトップ(山)とスイングボトム(谷)が形成されます。アップトレンド(ダウ理論の定義で高値・安値共に切り上げ)の場合は、ボトムとボトムを結んだラインがアップトレンドラインですね。現時点では6/1安値起点のライン(破線青)はまだ先週高値を超えていませんので、トレンドラインではありません。先週高値を超えた時点ではじめてトレンドラインになるので、それまでは「補助線」の定義になります。ここは間違いやすいところです。

4時間足では、先週高値を超えた時点で破線(青)がメジャートレンドラインとなります。現時点では、先週安値起点のちょっと角度が急ならいんは、インナートレンドラインですね。青い破線がトレンドラインになった場合、そのパラレルライン(平行線)を赤い破線のように引くことができ、これがチャネルとなりますが、このチャネルトップラインは上値目標値のひとつとして意識されやすいです。



【4時間足注目レート】

(アップサイド)
・5/21高値(1.2822)
・4時間足200SMA(現在1.2699)
・先週高値(6/11、1.2666)

(ダウンサイド)
・4時間足BBミドル(現在1.2562)
・4時間足75SMA(現在1.2496)










■ファンダメンタルズ・テクニカル分析(総合)・週明けのシナリオ予測


先週は月曜に大きくギャップアップ(下のユーロ円の記事参照)オープン後、約190pipsの長い陰線となりましたが、火~金曜で全戻しとなりました。

・5月の下落幅が約1000pipsに達していた
・リスクイベント前
・シカゴIMMでユーロショートが過去最大に拡大、これ以上ショートが入りにくい

となっていましたので、自律反発のショートカバーとなりやすい環境にありました。月曜の下がったところは、ショート筋の絶好の利益確定の買い戻しポイントの提供となったようです。週末にギリシャ再選挙というマーケット最注目のリスクイベントが控えており、様子見モードで新規ポジショニングは手控えられ、ポジション調整フローによるショートカバーが中心の週でした。


終盤には20日に控えるFOMC(米連邦公開市場委員会)での米追加緩和観測(緩和はドル売り要因となります)からドルが売られる流れが強まり、これもユーロドルの買い戻しに拍車をかけています。


週明けですが、何といってもギリシャ再選挙の行方次第で、マーケットが全く読めない状況になっています。週明けのシナリオとしては、

・緊縮派(新民主主義党・サマラス党首)が勝った場合はユーロ買い
・反緊縮派(急進左派連合・ツィプラス党首)が勝った場合はユーロ売り

との見方が主流ですが、どちらも単独過半数は難しい情勢で、新政権樹立後も混乱は続きそうです。仮に反緊縮派が勝利した場合でも、ユーロ圏財務相電話会議・各国中銀の協調的流動性供給等の準備態勢が整えられており、まだどのようになるか分かりません。


また、20日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)が控えていますが、ここで追加緩和に対する期待が高まっており、これはドル売り圧力となります。


週明けはイベント盛りだくさんとなり、マーケットから目が離せない状況となりそうです。まずは様子見から入るのが無難かと思います。




■週明けのターゲット(注目)・レート


(アップサイド)
・75日線(現在1.2966)
・日足BB+2σ(現在1.2744)
・2/24高値からの下落幅に対する38.2%戻し(1.2744)
・先週高値(6/11、1.2666)

(ダウンサイド)
・日足BBミドル(現在1.2535)
・4時間足75SMA(現在1.2496)
・先週安値(6/12、1.2441)
・日足BB-1σ(現在1.2428)




■週明けの仕掛けポイント


・ギリシャ再選挙の行方で、週明けのオープニングレートが週末のクロージングレートと大きく乖離することが考えられ、一旦様子見
・2/24高値からの下落幅に対する38.2%戻し近辺での戻り売り
・4時間足75SMA近辺での押し目買い




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