--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ギリシャスペイン動向・ユーロドルテクニカル徹底分析

08:00

いつもご訪問いただきありがとうございます。
当ブログの現在のランキングは? → 為替ブログ 為替投資情報





■時間足別テクニカル分析



[週足]

120623eurusd-w.jpg

(チャートは画像クリックで拡大します)

まず週足で大きな流れを見たいと思います。

・先週の値幅:227pips(前週225pips)
・高値:1.2745
・安値:1.2518

3週続けて200pips台前半の値幅になっています。2度あることは3度ある、ではありませんが、相場の大きな転換点でない限り、このように数週ほぼ同じボラティリティが継続することは多いです。ということは、先週高値から売ってきたポジションは、前週の値幅程度落ちてきたら一旦利食いの買い戻しが出やすいんですね。これは意外と分かりやすい利益確定方法のひとつでです。


~週足3つのチェックポイント~


【1, BB(ボリンジャー・バンド)】

2~4月のスクイーズ・フェーズ(収縮期)から、5月の下落でワイドニング・フェーズ(拡大期)に入っています。ワイドニング・フェーズでは、ミドルの向きへ戻りを入れるのが大きなベーシック・ストラテジー(基本戦略)とされています。現在の局面ではミドルは右肩下がりなので、「戻り売り」がベーシック・ストラテジーとなります。現在レートはBB-1σ~-2σ間にあるので、BB-1σとミドルの位置が意識されるポイントとなります。先週の記事でも「週足BB-1σは売り(先週時点では1.2736)」としていましたので、僅か数pipsの含み損で+200pips以上利益方向へ伸びる展開になっています。


【2, ダイバージェンス】

今年1月安値に比べて、6月安値の方がレートが下がっていますが、RSIを見ると6月安値の方が値が高くなっています。これをダイバージェンス(逆行現象)といいますが、ダイバージェンスはトレンド反転警戒サインとして知られています。もちろん絶対ではありませんので、そのままトレンドが続くこともあります。ダイバージェンスは、他のオシレーター系テクニカル指標(ストキャスティクスやMACD等)でも有効なサインです。


【3, 5週線】

5週線(黄色いライン)は直近のトレンドのサポレジ(サポート&レジスタンス)となることが多く、

・5週線をサポート(支持)にレートが上昇→アップトレンド
・レートが5週線をまたいで上下→レンジ相場
・5週線をレジスタンス(抵抗)にレートが上昇→ダウントレンド

とフェーズを判断することが多いです。今年の相場を見てみると、2~4月のレンジ相場では5週線を上下しており、5月のダウントレンド相場では5週線がレジスタンスになっています。


先週は5週線がサポートとしてワークしていますので、ここで一旦下げ止まるかどうか、下へ抜けるかどうかの分岐点になります。



【週足注目レート】

(アップサイド)
・週足BBミドル(現在1.2995)
・2011/5高値からの下落幅に対する23.6%戻し(1.2912)
・先週高値(6/18、1.2745)
・週足BB-1σ(現在1.2691)

(ダウンサイド)
・5週線(現在1.2571)
・週足BB-2σ(1.2386)
・6/1安値(1.2286)




[日足]

120623eurusd-d.jpg


次に日足を見てみます。「月曜に大きくギャップアップ・オープン後に窓埋め以上の長い陰線、その後に下落分全戻しの上昇」が2週連続となっており、ちょっとトラウマのような感じになっています。


~日足3つのチェックポイント~


【1, BB(ボリンジャー・バンド)】

BBミドル(=20日線)の傾きは、トレンドを示すことが多いです。またダウントレンド時は

・ダウントレンド時→BBミドルが右肩下がり&BBミドルがレジスタンス *昨年11~12月が該当
・強いダウントレンド→BBミドルが右肩下がり&BB-1σがレジスタンス *今年5月が該当

となりやすい傾向があります(アップトレンド時はこの逆ですね)。チャートを見ると、BBミドルはほぼ横向きに転じていることから、日足レベルでのダウントレンドは一旦終了、レンジのフェーズへ移行していることが分かります。

レンジのフェーズでは、BBの位置がサポート・レジスタンスとして意識されることが多いです。先週のチャートは、「BB+2σ→ミドル→+2σ→ミドル」と分かりやすく1往復半していますね。なので、現在のサポートとなっているミドルを割り込めば-1・-2σが目先のターゲット、サポートされるようであれば+1・+2σが目先のターゲットとなりやすいです。

RSIも真ん中近辺の推移になっており、ここはレンジ・フェーズになりやすそうです。


【2, ヒドゥンダイバージェンス】

日足では、6/1安値でダイバージェンスが示現、そこでトレンドが反転しています。ヒドゥンダイバージェンスでは、この逆を見ます。5/1のレート(1.3250近辺)と先週高値のレート(1.2740近辺)は、500pipsも下がっているのに、RSIを見ると既に同じあたりですね。ということは、その時点での上昇圧力が弱いとの見方ができます。これをヒドゥンダイバージェンス(隠れ逆行現象)といいます。これは単体ではなく、他のテクニカル指標と組み合わせると、「戻り売り・押し目買い」ポイントの見極めの精度が上昇することで知られています。

先週高値に当てはめると、「今年高値からの下落幅に対する38.2%戻し+日足BB+2σ+週足BB-1σ」のポイントでヒドゥンダイバージェンスですから、これは鉄板に近い売りポイントであることが分かりますね。


【3, フィボナッチ・リトレースメント】

反転ポイントや戻り・押し目ポイントの見極めに有効なフィボナッチですが、先週の記事で「今年高値からの下落幅に対する23.6%戻しポイントでチャートアクションが確認できたので、この38.2%戻しは有効な戻り売りポイント」としましたが、僅か1pipsの含み損で+200pips以上の利益となる絶好の売りポイントとなりました。これはこのフィボナッチだけでなく、上記の「日足BB+2σ・週足BB-1σ・ヒドゥンダイバージェンス」と重なっていましたので、精度の非常に高いショートエントリーのポイントですね。

何度も書くようですが、このように「複数時間足・複数テクニカル指標」でのサインが重なるポイントでのエントリーが、ポジショニングに大きな基本になります。


【日足注目レート】

(アップサイド)
・先週高値(6/18、1.2745)
・日足BB+2σ(現在1.2715)

(ダウンサイド)
・先週安値(6/22、1.2518)
・日足BB-1σ(現在1.2441)




[4時間足]

120623eurusd-h4.jpg


最後に直近の動きを4時間足で見てみたいと思います。右2本のグリッド間が先週の値動きです。


先週は月曜に大きくギャップアップしてスタートしましたが、すぐに窓を埋めました。このギャップクローズ狙いのカウンタートレードでも100pipsは取れるのですが、ここは正統派で見ていきたいと思います。


~4時間足3つのチェックポイント~


【1, ダブルトップ】

ちょっとチャートが入り組んでいるので、これをダブルトップと取るかどうかはちょっと微妙ですね(2つの黄色い丸)。一応先週高値は1.2740-45でほぼ同じ位置になっています。ネックラインは1.2555(オレンジのライン)になり、先週木曜の急落後はこのあたりが教科書通りの揉み合いのポイントになっています。ネックライン割れではあるのですが、既にこの位置でRSIは30割れでダイバージェンスになっているので、ちょっと下攻めチャート的な形状ではない感じではあります。ちょっとここはRSIの戻り具合を見たほうがいいかもしれませんね。


【2, 75SMA】

過去1年ほどのチャートを見てみると、4時間足75SMAが何度もサポレジとしてワークしていることが分かります。先週も下方ブレイク後はレジスタンスとしてワークしていますので、このラインの位置は意識しておきたいですね。


【3, フィボナッチ・リトレースメント】

特にレンジ相場ではフィボナッチポイントが戻り売り・押し目買いポイントとしてワークすることが多いです。先週は見事なレンジ相場ですので、6/1安値からの上昇幅に対する38.2%戻しラインが、先週1回目の下げでサポートとしてワークしているんですね(ピンクの丸)。ということは、フィボナッチ的には次にこのラインを下へ抜けた場合は61.8%戻しがネクスト・サポートというのが基本ですので、1.2461ラインはサポートとして意識されるラインのひとつになります。



【4時間足注目レート】

(アップサイド)
・先週高値(6/18、1.2745)
・4時間足BBミドル(現在1.2629)
・4時間足75SMA(現在1.2580)

(ダウンサイド)
・先週安値(6/22、1.2518)
・6/1安値からの上昇幅に対する61.8%戻し(1.2461)










■ファンダメンタルズ・テクニカル分析(総合)・週明けのシナリオ予測


先週のユーロドルはレンジ相場となりました。

・ギリシャ再選挙を無事通過・スペイン支援で欧州懸念が一服(ユーロ買い要因)
・FOMCで追加緩和なし(ドル買い要因)

といった重要イベントを波乱なく通過、ユーロ買い要因とドル買い要因が交錯する形になっています。


注目されたギリシャの再選挙の結果は、緊縮策を支持するND(新民主主義党)が勝利、ユーロ圏離脱といった最悪のシナリオは回避された形。


今週は28-29日にEU首脳会談が控えているものの、注目度の高い経済指標やイベントは少なく、2Q末のポジション調整もかなり進んでいるようです。新たな材料がテーマとなるまでは、目先はレンジ・フェーズが継続するかもしれません。新たなポジション構築の動きは、3Q入りと7月雇用統計となる次週となりそうです。




■週明けのターゲット(注目)・レート


(アップサイド)
・先週高値(6/18、1.2745)
・日足BB+2σ(現在1.2715)

(ダウンサイド)
・先週安値(6/22、1.2518)
・6/1安値からの上昇幅に対する61.8%戻し(1.2461)
・日足BB-1σ(現在1.2441)




■週明けの仕掛けポイント


・日足BB+2σ近辺での戻り売り
・6/1安値からの上昇幅に対する61.8%戻し~日足BB-1σ近辺での押し目買い




いつもご訪問いただきありがとうございます。もし当記事が少し役に立ったと思っていただけましたら、
1クリックお願いできませんでしょうか?執筆の励みになります・・・
 m( . _ . )m
  ↓   ↓

にほんブログ村 為替ブログ 為替投資情報へ

当ブログの現在のランキングは? → 為替ブログ 為替投資情報




*外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
*本ウェブサイトに掲載するニュース、見解、調査、データその他の情報はいずれも一般的な市場関連コメントであり投資または取引助言ではありません。このような情報を直接または間接的に利用しあるいは根拠としたことに起因する元本または利益の損失に対しては金額に関係なく一切の損害賠償責任を明示的に否認します。すべての助言サービスと同様に過去の実績は将来の成果を一切保証しません。
*本ウェブサイトで紹介しております業者と当方は、資本・人的関係等一切ありません。万が一業者が倒産・業務停止もしくは業者を利用し損失を被った場合において、当方は一切の責任を負いません。




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。