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円安ターゲット・ドル円動向とテクニカル徹底分析

15:00

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■時間足別テクニカル分析



[週足]

120624usdjpy-w.jpg

(チャートは画像クリックで拡大します)

まず週足で大きな流れを見てみたいと思います。

・先週の値幅:179pips(前週113pips)
・高値:80.56
・安値:78.77

ローソク足は前週高値を上抜けて長大陽線のほぼ高値引け、強い足型です。



~週足3つのチェックポイント~


【1, BB(ボリンジャー・バンド)】

ここ数週は週足BBがサポレジになる分かりやすい展開です。BB-1σがサポートになり、先週高値はBB+1σです。BBがスクイーズ・フェーズ入りしていますので、ここは今年高値の84.16を抜けてどんどん上昇というイメージではなく、BBミドルあたりを軸としたレンジ・フェーズ入りするシナリオとなるかもしれません。

ということは、先週高値をおさえた週足BBミドルを上へ抜けてくるようであれば、まずはBB+1σ(現在82円近辺)を目指す展開を考えておきたいところ。ざっくり82円ターゲット。サポートはBBミドルと-1σ。現時点ではBB+2σを大きく抜けてくるシナリオはまだですね。


【2, 75週線(青)】

もちろん週足の大きな時間軸ですから誤差はありますが、2000年以降の10年以上に渡る週足を見ると、75週線は何度もサポレジ(サポート&レジスタンス)としてワークしていることが分かります。ここ数週上値をレジストしてきたこのラインを、先週は再び上へ抜けてきましたので、目先はサポートラインのひとつとして意識されそうです。


【3, 5週線(黄)】

5週線(黄色いライン)は直近のトレンドのサポレジ(サポート&レジスタンス)となることが多く、

・5週線をサポート(支持)にレートが上昇→アップトレンド
・レートが5週線をまたいで上下→レンジ相場
・5週線をレジスタンス(抵抗)にレートが上昇→ダウントレンド

とフェーズを判断することが多いです。今年2月以降の相場を見てみると、前半が5週線をサポートに上昇、この5週線を割り込んだところでトレンドが転換、その後は5週線をレジスタンスに下落しています。

先週はこの5週線を再び大きく上へ抜けてきましたので、しばらくサポートとして意識されるラインのひとつになりそうです。このラインを短期間で再度またいでくるようであれば、レンジ・フェーズ入りとなります。



【週足注目レート】

(アップサイド)
・週足BB+2σ(現在83.62)
・週足BB+1σ(現在82.06)
・先週高値(6/23、80.56)

(ダウンサイド)
・75週線(現在79.58)
・5週線(現在79.53)
・週足BB-2σ(現在78.96)




[日足]

120624usdjpy-d.jpg


次に日足を見てみます。80円台を維持して引けました。ただしRSIが既に70近くにまで上昇し、ヒドゥンダイバージェンスとなっていますので、ロングの基本戦略は押し目買いスタンスとなりますね。



~日足3つのチェックポイント~


【1, BB(ボリンジャー・バンド)】

目先の一番の注目ポイントは、今年4月以降一貫してレジスタンスとなっていたBBミドル(20日線)ですね。6月に入ってこのラインを軸に揉み合いとなっていましたが、先週後半に大きく上抜けてBB+2σにまで到達しています。BBもワイドニング・フェーズ入りしましたので、このラインはサポートとして意識されそうです。なので、目先のロングのストップは、このラインの下へ置いておくことになりますね。


【2, サポレジ(サポート&レジスタンス)】

前週に5日連続で頭をレジストした79.80ラインを上抜けたことでストップを巻き込み80円乗せとなりました。このようなラインの外側にはストップが置いてあることが多いので、巻き込むとレートが伸びるんですね。また先週高値も4月安値・5月高値のレジスタンスラインで止まっています。

先週の 「1day集中セミナー」 ではサポレジを徹底してマスターしていただくのですが、ユーロ円同様このドル円も先週最注目ポイントとしたところで、78.80で買い、リミット80.50ですね。このように 「1day集中セミナー」 では、リアルタイムで大きく取れてしまうことも多く、日によっては「セミナー時間中に受講料以上稼げてしまう」こともあるんです。先週の受講生の方は、みなさん+300pips以上でした。


【3, 移動平均線】

先週のチャートアクションでは、200日線(赤)がしっかりサポートとしてワークしました。目先すぐ上には75日線(青)が推移しています。レートは200日線と75日線の間を推移していますので、「75SMAと200SMAの間をレートが推移しているときはレンジとなりやすい」ということは意識しておきたいところです。



【日足注目レート】

(アップサイド)
・今年高値(3/15、84.16)からの下落幅に対する61.8%戻し(81.67)
・今年高値からの下落幅に対する半値戻し(80.91)
・75日線(現在80.69)
・先週高値(6/23、80.56)

(ダウンサイド)
・日足BB+1σ(79.78)
・6/7高値ライン(79.78)
・5日線(現在79.64)
・日足BBミドル(現在79.21)




[4時間足]

120624usdjpy-h4.jpg


最後に直近の動きを4時間足で見てみたいと思います。右の2本の縦のグリッド間が先週の値動きになります。



~4時間足3つのチェックポイント~


【1, ブレイクアウト】

先週のエントリーポイントは2ヶ所ですね。割と分かりやすく簡単で、両方ともブレイクアウトです。ひとつめは最初の黄色い丸ですね。79.10-20あたりになります。ここは1時間足で見ると極端にBBがスクイーズしています。「BBスクイーズ+ブレイクアウトは成功率が高い」は何度も記事にしていることですが、4時間足でもBBミドルブレイクのポイントですね。

もうひとつはやはり前週にずっと高値レジストとなった79.80ラインです(2つ目の黄色い丸)。このようなラインの外側にはストップが並んでいることが多いので、レートが伸びることが多いんです。

利益確定ポイントは、上記日足で80.50近辺にテクニカルポイントが揃っていますので、週末は一旦出ておきたいところです(ピンクの丸)。


【2, ABCターゲット】

6/1安値を起点にこのうなチャネルが引けた場合、X-Aの値幅と同幅Bから上昇したC地点のレート(80.73)が・ターゲット・レートのひとつとなります。これはフィボナッチ・エクスパンションで引いていますが、この考え方は一目均衡表のN値と同じ考え方ですね。


【3, チャネルライン】

A地点(6/7高値、79.78)を超えた段階でX-Aの延長線がアップトレンドラインとなりますので、その平行線をAから引くとチャネルラインとなります。チャネルラインの延長線上はターゲット・レート(下でロングエントリーしたポジションの利益確定ポイント)として意識されやすいポイントです。



【4時間足注目レート】

(アップサイド)
・6/1安値起点のABCターゲット(80.73)
・先週高値(6/23、80.56)

(ダウンサイド)
・80.00
・6/7高値ライン(79.80近辺)
・4時間足BB(現在79.69)




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■ファンダメンタルズ・テクニカル分析(総合)・週明けのシナリオ予測


先週のドル円は、FOMC(米連邦公開市場委員会)で米追加量的緩和(QE3)が先送り・ツイストオペの延長のみにとどまったことでマーケット全体でドル買い優勢の流れとなり、約1ヶ月振りの80円台に乗せて引けています。


この他にも

・貿易収支の大幅赤字
・原発問題
・政局不安定(消費税法案の行方)
・7月の日銀金融政策決定会合での追加金融緩和観測

といった要因をベースに海外勢が円売りを仕掛けてきています。年初来高値(84.16)を超える流れとなるかは微妙ですが、目先テクニカル的にはは81円台後半から82円近辺を目指してきてもおかしくないチャートアクションになっています。


超短期的には目先のレジスタンスにあたって若干短期買われ過ぎ示唆が出ていますので、週明けは80円台が堅いようであれば押し目買いスタンスからはいってみたい局面です。




■週明けのターゲット(注目)・レート


(アップサイド)
・週足BB+1σ(現在82.06)
・今年高値(3/15、84.16)からの下落幅に対する61.8%戻し(81.67)
・今年高値からの下落幅に対する半値戻し(80.91)
・6/1安値起点のABCターゲット(80.73)
・75日線(現在80.69)
・先週高値(6/23、80.56)

(ダウンサイド)
・日足BB+1σ(79.78)
・6/7高値ライン(79.78)
・5日線(現在79.64)
・日足BBミドル(現在79.21)




■週明けの仕掛けポイント


・5日線~日足BB+1σ近辺での押し目買い










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テキストでご紹介している手法での今月のトレードの一例です。


[豪ドル円、4時間足]

_120608audjpy_h4.jpg


・ロングエントリー:75.45
・決済:77.10(+165pips)




[ドル円、4時間足]

_120608usdjpy-h4.jpg


・ロングエントリー:78.16
・決済:79.22(+106pips)




[ユーロ円、4時間足]

_120608eurjpy-h4_3.jpg


ポジション1
・ロングエントリー:96.40
・決済:99.83(+343pips)

ポジション2
・ロングエントリー:96.92
・決済:99.04(+212pips)




[ユーロドル、4時間足]

_120608eurusd-h4.jpg


ポジション1
・ロングエントリー:1.2332
・決済:1.2566(+234pips)

ポジション2
・ロングエントリー:1.2428
・決済:1.2566(+138pips)




▼ 今までご紹介してきた当テキストのトレーディング手法によるトレーディング例はこちら ▼

3/19-23のトレーディング例

3/26-30のトレーディング例

4/2-6のトレーディング例

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