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ユーロ円・テクニカル徹底分析とターゲット

11:45

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■時間足別テクニカル分析



120804eurjpy-w.jpg
[週足チャート]
*チャートは画像クリックで拡大します

まず週足で現在の大きな流れと値位置を確認しておきたいと思います。一番右のグリッド(縦の点線)より右側が今年の値動きです。先週の値動きですが、

・先週の値幅:247pips(前週322pips)
・高値:97.38
・安値:94.91

2週続けて陽線になっており、「下ヒゲ陽線の高値引け」です。ローソク足的にはもう一段の戻りを期待させる形になっています。



~週足3つのチェックポイント~


【1, サポレジ(サポート&レジスタンス)】

前週安値で「BB-2σタッチ後のダイバージェンス+ウェッジボトム」、特にウェッジ・ボトムは3回目の跳ねでしたので、かなり強いサポートライン+底値示唆となりました。当面の下値目処となりそうです。また3週連続して97.30-40が高値となっており、目先のレジスタンスラインになっています。このラインを上へ抜けてくるようであれば、このラインが今度はサポートラインに転じ、もう一段戻りを試す展開になるかもしれません。


【2, BB(ボリンジャー・バンド)】

4週続けて-2σ~-1σレンジの推移でしたが、金曜終値で-1σにあたっています。このラインを上へ抜けるようであれば、-1σ~ミドルレンジにフェーズが移行するかもしれません。ただしミドルバンドは現在右肩下がりですので、重要なレジスタンスラインとして意識されそうです。


【3, 5週線】

5週線(黄色いライン)は直近のトレンドのサポレジ(サポート&レジスタンス)となることが多く、

・5週線をサポート(支持)にレートが上昇→アップトレンド
・レートが5週線をまたいで上下→レンジ相場
・5週線をレジスタンス(抵抗)にレートが上昇→ダウントレンド

とフェーズを判断することが多いです。今年の相場を見てみると、前半が5週線をサポートに上昇、この5週線を割り込んだところでトレンドが転換、その後は5週線をレジスタンスに下落しています。金曜終値でこのラインにあたっており、上抜けするようであればサポートとして意識されそうです。



【週足注目レート】

(アップサイド)
・週足BBミドルバンド(現在101.38)
・今年高値(3月、111.11)からの下落幅に対する23.6%戻し(98.18)

(ダウンサイド)
・先週安値(7/24、94.91)
・7/24安値(94.10)
・週足BB-2σ(現在92.82)




120804eurjpy-d.jpg
[日足チャート]

次は日足です。前週は「レンジ下放れV字戻し」でしたが、先週金曜は大陽線となっており、買戻しが加速した形です。


~日足3つのチェックポイント~


【1, トライアングル&メジャー・ダウントレンドライン】

今年3月高値近辺から引くメジャー・ダウントレンドラインがすぐ上に迫っています。また先週安値近辺からのインナー・アップトレンドラインと合わせてきれいな収束トライアングルを形成しており、ブレイクアウトが意識されそうです。


【2, フィボナッチ・リトレースメント】

戻りのターゲッティングとして有効性が高いとされているフィボナッチ・リトレースメントですが、前週金曜高値(7/27)は、6/21高値からの下落幅に対する38.2%戻しラインで一旦跳ね返されるチャート・アクションになっています。このような場合は61.8%ラインもワークするケースが多く、今回この7/27高値ラインを上へ抜けてきた場合は、ネクスト・ターゲットとして意識されそうです。また、今年高値(3/21、111.41)からの下落幅に対するフィボナッチ・リトレースメントも、戻りポイントとして意識されます。一番近いところでは、23.6%戻しライン(98.18)が、それにあたります。


【3, チャネルライン&インナー・アップトレンドライン】

金曜高値が前週高値(7/27)を微妙に上回っていますので、底値近辺からアップトレンドライン(インナー)を小さく引くことができます。このラインの平行線を7/27高値に合わせてもう1本引くと、チャネルが形成されます。このチャネル・トップは、目先の戻り高値のターゲットのひとつとして意識されやすくなります。


【日足注目レート】

(アップサイド)
・6/21高値からの下落幅に対する61.8%戻し(98.74)
・日足BB+2σ(現在98.23)
・3/21高値からの下落幅に対する23.6%戻し(98.18)

(ダウンサイド)
・日足BBミドルバンド(現在96.31)
・5日線(現在96.06)
・8/2安値(94.91)




120804eurjpy-h4.jpg
[4時間足チャート]


最後に直近の流れを4時間足で見てみます。右2本のグリッド間が先週の値動きになります。


先週もトレーディングは分かりやすい展開でした。先週中盤はレンジ推移となりましたが、木曜に乱高下となった後、金曜に一気に買いが加速しています。木曜に下げたところは

・週末のポジション整理や金曜の米雇用統計を控え、買戻しのショートカバーが入りやすい
・前週のレジスタンスラインの延長線上
・7/24安値からの上昇幅に対する61.8-78.6%戻しのフィボナッチ・サポーティング・ゾーン
・ヒドゥン・ダイバージェンス

といったところから、ファンダメンタルズ的にもテクニカル的にも買いを入れやすかったですね。


もちろん97.30-40ラインは、4時間足200SMA、ダウントレンドラインも重なり、かなり厚めのレジスタンス・ゾーンです。この近辺は、週末を控え一旦ポジションをクローズするところですね。


先週のセミナーでは「95.10で買い、ストップ94.60、半ポジ96.10でリミット、残り半分が97.10でリミット」でした。皆さん見事に損小利大トレードが実践できたと思います。


週明け目先は、4時間足BBがワイドニング(拡大)に転じ、ミドルバンド右肩上がりになっていることから、一旦押し目は買われやすくなりそうです。4時間足であればBBミドルあたりでしょうか。



【4時間足注目レート】

(アップサイド)
・4時間足200SMA(現在97.72)
・先週高値(8/3、97.38)

(ダウンサイド)
・4時間足BBミドル(現在95.96)
・先週安値(8/2、94.91)










■ファンダメンタルズ・テクニカル分析(総合)・週明けのシナリオ予測


先週のユーロ円は、ビッグイベント3連発(米FOMC、ECB理事会・米雇用統計)で乱高下となりましたが、結果的に買戻しが加速する形となりました。


最新のCTFC(米商品先物取引委員会)が発表したIMM通貨先物では、まだ圧倒的なユーロショートにポジションが傾いているものの、2週続けてユーロロングが増加・ユーロショートが減少に転じており、利益確定のユーロ買い戻しの動きも見て取れます。

7/24week:
Long:39,501
Short:194,567
Net:-155,066

7/31week
Long:41,327
Short:180,321
Net:-138,994


来週は日本・海外共に夏休みで市場参加者の減少が予想され、日銀金融政策決定会合もありますが、先週ほどのビッグイベントはありません。依然スペイン・イタリアの国債利回りは高水準となっていますが、株価・商品・欧州国債利回り動向を見ながら、目先材料出尽くし感でショートカバーが継続する底堅い展開も予想されそうです。




■週明けのターゲット(注目)・レート


(アップサイド)
・6/21高値からの下落幅に対する61.8%戻し(98.74)
・日足BB+2σ(現在98.23)
・3/21高値からの下落幅に対する23.6%戻し(98.18)

(ダウンサイド)
・日足BBミドルバンド(現在96.31)
・5日線(現在96.06)
・8/2安値(94.91)




■週明けの仕掛けポイント


・収束トライアングルのブレイクアウトおよびリテスティング
・日足BBミドルバンド(=20日線)・-1σ近辺での押し目買い




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