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ユーロ円上昇ターゲットとエントリーポイント・重要ライン&テクニカル徹底分析

09:00

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■時間足別テクニカル分析



120915eurjpy-w.jpg
[EURJPY-Weekly]

まず週足で大きなレートの位置を確認しておきたいと思います。右2本のグリッド(黒い縦の点線)間が今年の値動きです。



【先週の高値・安値・値幅】

・高値:103.00
・安値:99.44
・先週の値幅:356pips(前週244pips)



【週足チェックポイント】


[1, ボラティリティ(値幅)]

直近4週の週間ボラティリティですが、

145→113→244→356pips

と、9月にはいって急拡大しています。先週(9/10-14)は2012年第37週にあたりますが、2012年第1~36週の週間平均ボラティリティ(値幅)は272pipsですので、やはり9月入りで本格動意といえそうです。何度も書いていますが、やはり秋相場はトレンドとなることが多いので、トレードチャンスが多く訪れますね。


[2, ウェッジ・フォーメーション]

月足で見た方が分かりやすいかもしれませんが、上の方の右下がりのラインは、2008年7月高値近辺を起点とするウェッジ・トップ(=ダウントレンドライン)になります。このウェッジ・フォーメーションは世界中のトレーダーの間であまりに有名であり、既にボトムでは4~5回サポートととなってレートが跳ね返る地点となっています。このラインは上値の重要なターゲットとなります。


[3, 75週線]

長期的には、75週線(青いライン)は重要な役割を果たします。過去10年のチャートを見てもその傾向は明らかで、75週線近辺では反発・転換・揉み合いといったチャート・アクションがかなり高い確率で起こっています。今年3~4月もそうですね。もちろん週足ですのでぴったりではなく幅はありますが、このラインが上へ徐々に迫ってきていることは意識しておいた方がよさそうですね。


[4, BB(ボリンジャー・バンド)]

週足BB+2σが迫っています。このラインは今年2~3月に2回高値をおさえていますので(左側のピンクの丸の部分)、目先のレジスタンスとしても意識されるポイントになります。現在このラインは今年高値からの下落幅に対する61.8%戻し・75週線・上記ウェッジ・トップにも近く、重要なターゲット・ゾーンを形成しています。


[5, 5週線]

5週線(黄色いライン)は直近のトレンドのサポレジ(サポート&レジスタンス)となることが多く、

・5週線をサポート(支持)にレートが上昇→アップトレンド
・レートが5週線をまたいで上下→レンジ相場
・5週線をレジスタンス(抵抗)にレートが上昇→ダウントレンド

とフェーズを判断することが多いです。今年の相場を見てみると、前半が5週線をサポートに上昇、この5週線を割り込んだところでトレンドが転換、その後は5週線をレジスタンスに下落しています。直近4週はこのラインが下値を支えており、目先のサポートのひとつとして意識されそうです。



【週足注目レート】

(アップサイド)
・75週線(現在105.90)
・今年高値(3月、111.11)からの下落幅に対する61.8%戻し(104.80)
・週足BB+σ(現在104.07)

(ダウンサイド)
・5週線(現在99.60)
・先週安値(9/13、99.44)
・週足BBミドルバンド(現在99.22)




120915eurjpy-d.jpg
[EURJPY-Daily]

次は日足です。一番右のグリッドより右側が9月のレート推移です。



【日足チェックポイント】


[1, 転換]

金曜引けは6/21高値(101.60)を抜けています。これは非常に重要なポイントで、中期的な日足トレンドとしては、ダウ理論的に転換定義にあたります。このラインは目先サポートラインのひとつにもなります。


[2, 75日線&200日線]

長期的なトレンドを見る上で、75日線(青)と200日線(赤)は、世界中のトレーダーが意識する非常に重要なラインです。14日に渡る揉み合いとなった75日線からの上放れで一気に上昇が加速し、400pips以上の上昇となり、200日線まで抜けて引けています。今後はこのラインより継続して上で推移するようであれば底堅い展開となりそうですが、2009~2011年までの過去3年のチャートを見ても、このライン絡みでは必ず何らかのチャートアクションがあります。そういった意味では、このままあっさりと抜けっぱなしになるというよりは、一旦このライン絡みで揉み合い等のアクションがあると考えておいてもよさそうです。


[3, BB(ボリンジャー・バンド)]

現在日足BBミドルは右肩上がり、±2σはこの位置からワイドニング(拡大)に転じる展開になっています。この波動は強そうです。7月以降「レジスタンス→ブレイク→サポート」の典型的なサポレジの関係になっている日足BBミドル(=20日線)ですが、現在99.19にありますので、かなりレートと乖離(350pips以上)してしまっています。なので、日足BBでの押し目ポイントの目安としては、最初はまず+1σとなります。このラインは現在は100.31にありますが、週明けには上昇してきます。その次にミドルバンドとなります。


[4, RSI]

まだダイバージェンスになっていません。もう一段上がありそうです。ただし、既に現在地は90近くと今年最も高い位置にあります。あきらかに短期的な買い過熱感が見られます。


[5, フィボナッチ・リトレースメント]

ターゲッティングに有効とされるフィボナッチ・リトレースメントですが、金曜高値は今年高値(3/21、111.41)からの下落幅に対する50.0%戻しに当たっています。このラインを終値でしっかりクリアしてくるようであれば、メジャー・フィボナッチ級数である61.8%戻しライン(104.80)がネクスト・ターゲットになります。また、6/21~7/24の下落幅に対する138.2%戻しライン(104.47)・161.8%戻しライン(106.24)も意識されるラインとなります。



【日足注目レート】

(アップサイド)
・今年高値(3月、111.11)からの下落幅に対する61.8%戻し(104.80)
・6/21~7/24の下落幅に対する138.2%戻しライン(104.47)

(ダウンサイド)
・200日線(現在101.74)
・5日線(現在100.71)
・日足BB+1σ(現在100.31)




120915eurjpy-h4.jpg
[EURJPY-H4]


最後に直近の流れを4時間足で見てみます。右2本のグリッド間が先週のレート推移です。


先週の重要なエントリーポイントは矢印のところですね。

・4時間足でRSIが50割れ
・1時間足で200SMAタッチ
・1時間足でRSIが30割れ

であうので、絶好の押し目買いのエントリーポイントです。テキスト 「超実践FXトレーディング必勝法」 掲載手法でも買いエントリーサインの場所です。+200pips以上の大きな利益になりましたね。


決済は週末ですし、今年高値からの下落幅に対する半値戻しのラインが102.76にあります。1時間足・4時間足共にRSIもかなり高い位置にありますので、週内に利益確定しておいてもいいですし、ポジションの半分程度を週内に利益確定し、リスクフリーにして週明けにダイバージェンスが出るまで粘ってみる、というのもアイディアのひとつですね。









■ファンダメンタルズ・テクニカル分析(総合)・週明けのシナリオ予測


先週のユーロ円は大きく上昇しました。ユーロ円は一時103円台、約4ヶ月ぶりの高値をつけています。

・ECB(欧州中銀)による国債購入
・ドイツ憲法裁判所での合憲判断
・FOMC(米連邦公開市場委員会)でFRBによるQE3(量的緩和第3弾)表明
・ユーロドルは1.3000の節目突破で上放れ
・FOMCでのQE3発表後にドル円でレートチェック
・ドル円が強い米経済指標で買われる
・株高・商品高でリスクオン

といった要因が追い風となり、上昇が加速しています。


ユーロ円はドル円とユーロドルのクロスレートとなりますので、ドル円とユーロドルが双方共に上昇した場合は、ユーロ円の上昇幅は大きなものとなります。


中期的には、

・欧州の経済指標が上振れすればユーロと欧州株を大幅にアンダーウエートしていた投資家のショートカバーだけでユーロドルが1.3500まで上昇するとの見方
・日本の当局による介入警戒
・FOMCの金融緩和を受け、日銀も来週の政策決定会合で緩和策を決定するとの観測から円が売られやすい

という地合いにあり、上昇傾向が優勢となりそうです。


上方向のターゲットとしては、104-105円ゾーンにテクニカルポイントが集まっていますので、このあたりまで目先の上昇余地余地はありそうですが、短期的にはさすがに上昇過熱感が見られます。この2ヶ月の上昇幅は900pips近くになっており、週明けは高値追いではなく、押し目で買い方向から狙ってみたい感じです。




■週明けのエントリーポイント


・5日線・日足BB+1σ近辺(押し目買い)




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