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スペイン・ギリシャ情勢とユーロドル今後のシナリオ・テクニカル徹底分析・週明け重要ポイント

09:00

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■時間足別テクニカル分析



120930eurusd-w.jpg
[EURUSD-Weekly]

まず週足で大きなレートの位置を確認しておきたいと思います。右2本のグリッド(黒い縦の点線)間が今年の値動きです。



【先週の高値・安値・値幅】

・高値:1.2990
・安値:1.2828
・先週の値幅:162pips(前週252pips)



【週足チェックポイント】


[1, ボラティリティ(値幅)]

直近3週の値幅は、412→252→162と、縮小しています。短期的な方向感模索となっていますので、目先動意付くのを待ちたいですね。


[2, 重要レジスタンス]

前週高値(ピンクの丸)では、

- BB(ボリンジャー・バンド)
2011年5月以来1年4ヶ月ぶりに週足BB+2σ到達

- フィボナッチ・リトレースメント
2011年5月高値からの下落幅に対するフィボナッチ・メジャー級数38.2%戻しライン

- RSI
RSIの位置が、今年2月高値(1.3485)時点よりも高くヒドゥン・ダイバージェンス

と、大きな要因が揃って反転ポイントとなりました。ここは戻り高値となるシナリオも十分考えられますし、このゾーンを抜けてくるにはエネルギーが必要です。中期的には、このゾーンを抜けてきた場合、上昇が加速しやすいポイントである、と意識しておけばいいと思います。


[3, 5週線]

5週線(黄色いライン)は直近のトレンドのサポレジ(サポート&レジスタンス)となることが多く、

・5週線をサポート(支持)にレートが上昇→アップトレンド
・レートが5週線をまたいで上下→レンジ相場
・5週線をレジスタンス(抵抗)にレートが上昇→ダウントレンド

とフェーズを判断することが多いです。先週の終値はちょうどこのライン近辺です。割り込んでくるようであれば、目先のショートカバーの流れの終了が意識されそうです。



【週足注目レート】

(アップサイド)
・9/17高値(1.3170)
・週足BB+2σ(現在1.303)

(ダウンサイド)
・週足BB+1σ(現在1.2799)
・週足BBミドルバンド(現在1.2544)




120930eurusd-d.jpg
[EURUSD-Daily]


次は日足です。右2本のグリッド間が9月のレート推移です。



【日足チェックポイント】


[1, BB(ボリンジャー・バンド)]

先週の後半3日は、日足BBミドルバンド(=20日線)がサポートになっています。このラインは8月前半~中旬にかけて7営業日連続してサポートとしてワークしており、その後1ヶ月一度も割り込んで引けていません。ということは、このラインをしっかり割り込んで引けた場合は、それなりのインパクトがあるかと思います。その場合、-1σライン・-2σラインまで意識を広げておく必要があります。


[2, フィボナッチ・リトレースメント]

戻りポイントのターゲッティングに有効とされるフィボナッチ・リトレースメントですが、先週は7/24安値からの上昇幅に対するマイナー・フィボナッチ級数である23.6%戻しラインが一旦サポートとしてワークした感があります。このラインを下回って引けていますので、フィボナッチ観点からの次のターゲットは

「メジャー・フィボナッチ級数である38.2%戻し(1.2739)」

となります。


[3, 75&200日線]

200日線(赤)と75日線(青)は長期軸の重要なトレンド判断材料となります。先週後半は3日連続してこのラインでサポートされています。これが継続されるかどうかは注目のひとつです。


[4, RSI]

9/17高値時は、今年で一番RSIが高い値で、明らかに過熱感が示唆されていました。現時点では、既に8月下旬の頃よりも「レートが上なのにRSIは低い」ヒドゥン・ダイバージェンスになっています。押し目判断は他のテクニカル要因と組み合わせて精度を高める必要がありますが、この日足RSIの位置は意識しておきたいですね。


[5, トライアングル]

ちょっとラインがたくさんあって分かりにくいかもしれませんが、目先は大小さまざまなトライアングル(収束ペナント)がチャートパターンとして形成されています。このブレイクは気にしておきたいですね。



【日足注目レート】

(アップサイド)
・9/17高値(1.3170)
・日足BB+1σ(現在1.3036)

(ダウンサイド)
・先週安値(9/27、1.2828)
・7/24安値からの上昇幅に対する38.2%戻し(1.2739)
・日足BB-1σ(現在1.2705)




120930eurusd-h4.jpg
[EURUSD-H4]


最後に直近の流れを4時間足で見てみます。右2本のグリッド間が先週のレート推移です。


先週は比較的狭い値幅を揉み合う展開となりましたので、このような局面で活躍するトレード手法は「押し目買い・戻り売り」ですね。テキスト 「超実践FXトレーディング必勝法」 掲載手法では、3~4ヶ所の絶好のエントリーポイントがあります。しっかり利益獲得できています。下記検証サイトにいくつかアップしています。


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■ファンダメンタルズ・テクニカル分析(総合)・週明けのシナリオ予測


先週のユーロドルは調整揉み合いとなりました。

・ECB(欧州中銀)による国債購入(=ユーロ上昇要因)
・ドイツ憲法裁判所での合憲判断(=ユーロ買い安心感)
・FOMC(米連邦公開市場委員会)でFRBによるQE3(量的緩和第3弾)表明(=ドル売り要因)

というファンダメンタルズ3大要因で上昇していましたが、

・材料出尽くし感で利食い
・直近2ヶ月の上昇幅が1100pips以上と、明らかに短期的な上昇過熱感
・主要テクニカルターゲットに到達

で調整入りとなっています。


最新のCTFC(米商品先物取引委員会)が発表したIMM通貨先物の動きは

CTFC_IMM_eur_20120925.png

CTFC_IMM_eur_chart_20120925.png


となっており、依然ネット・ショートですが、「ショートポジション解消」に加え、最新のデータは「ロングポジションが僅かながら増加」というところが注目ポイントになります。


テクニカル的には、

・週足レベルでの重要なレジスタンスゾーン到達
・7/24安値(1.2041)をボトムに1100pips以上の上昇、明らかに短期的な買い過熱感

から調整入りとなっていますが、まだ調整幅38.2%戻しレベルにも到達しておらず、小さい感じはあります。


ここでユーロドルの月間ボラティリティ(値幅)を見ておきたいのですが、

PriceRange_monthly_eurusd_201209.jpg


・2011年1-9月平均:684pips
・2012年1-9月平均:554pips(前年比81.0%)

・2011年9月:1022pips
・2012年9月:669pips(前年比65.5%)

と、いずれも前年から大きく落ち込んでいます。もちろんファンダメンタルズ要因がありますので一概には言えませんが、ボラティリティが縮小傾向にあることは事実であり、2010年と比べると40%程度縮小しています。これはトレーディングを行う際、十分に意識しておく必要があります。


現在燻っているスペイン・ギリシャ動向ですが、10月にはいりヤマ場を迎えます。

・この週末にもムーディーズがスペイン格付けをジャンク級に格下げするとの見方
・スペイン政府によるEUへの全面支援要請
・ギリシャのトロイカ調査が停止中、第3次支援が必要との見方

があり、10月第1週はECB理事会・米雇用統計もあります。中国の国慶節中の動向にも気を配る必要があります。目先は非常に神経質に、大きめに上下しそうです。



【ユーロドル中期シナリオ(テクニカル)】

上方向は、今回のショートカバー(ユーロ買い戻し)が1.3170で終了したのかどうかが最大のポイントになります。これを抜けてきた場合、1.35レベルまで余地があります。下方向は、ここ2ヶ月の上昇幅に対する38.2%戻しラインがある1.27台前半~半ばが目先のターゲットになりそうです。これを割り込んでしまうと、1.25近辺まであります。

目先想定レンジ:1.2730-1.3040




■週明けのエントリーポイント


・9/17高値-9/28高値ライン近辺(戻り売り)
・日足BB-1σ~7/24安値からの上昇幅に対する38.2%戻し近辺(押し目買い)



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