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ドル円ユーロの動向シナリオとここからの注目ポイント

11:00

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■FXマーケット・デイリーコメント


イタリアの政局混乱懸念でスタートした週明けのマーケットは、モンティ・イタリア首相が「新政権発足まで政権を担当」と強調したことで不安後退も、

・ユーロ圏見通しに対する懸念
・ECB(欧州中銀)が年明けに利下げ観測

でユーロの戻りは重い展開に。


大半の通貨ペアは11-12日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、レンジの狭い値動き。年内に期限を迎えるツイストオペの補完に向け、月450億ドルの追加国債買い入れ市場は織り込んでおり、FOMCの決定はドルを過度に圧迫する可能性は低そう。


ドル円は

・予想外に強かった先週末の米雇用統計を受けても83円に届かず
・日銀追加緩和は市場で既に織り込み済み、昨日の反応も中途半端

といったことから、「追加緩和の思惑買いの事実売り(Buy the rumor, sell the fact)」の見方も。また、円売りを仕掛けてきたヘッジファンド勢不在で動きにくい環境も。82円台前半は底堅く、82円台後半は上値が重い状況が続いており、次のアクション待ち。

・FOMC(米連邦公開市場委員会)
・財政の崖問題
・衆議院総選挙
・日銀金融政策決定会合

といったイベント続き&クリスマス休暇前で、ポジションを一方方向に傾けにくい環境も。


直近のユーロと円のポイントは、

[ユーロ]
・モンティ首相辞任示唆でイタリアがキナ臭い動きに
・ユーロ圏3位の経済大国イタリアが再び信用不安に陥れば他の欧州諸国への影響波及懸念
・イタリアの政局混乱の影響が、隣国スペインへも波及する可能性も
・S&Pが、リセッション(景気後退)に陥っているイタリア経済について、2013年下期もマイナス成長が続くリスクが著しく高いとの認識を示す
・ギリシャに対する市場の懸念が最高潮に達した際にも1ユーロ=1.2ドルを割り込んでおらず、ユーロは深押ししないとの見方も

[円]
・最新のCTFC(米商品先物取引委員会)IMM通貨先物取組で円ショートが5年ぶりの高水準になっていることが市場の話題に
・円ショートの一部は年末までに巻き戻されると想定されるものの、短期筋はドル円押し目買いスタンス継続で大幅な下押しリスクも限定的
・円キャリートレードは下火、本邦勢の外債投資も盛り上がりに欠け、IMMのみで投機的円売りが活発なだけであり、円安トレンドは定着しにくい

といった感じ。




■今日のポイント・注目材料


・FOMC(米連邦公開市場委員会)(11-12日)
・ユーロ圏財務相電話会議
・18:30 スペイン短期債入札
・19:00 独・12月ZEW景況感調査
・19:00 欧・12月ZEW景況感調査
・19:00 ギリシャ短期債入札
・22:30 米・10月貿易収支


*変更・訂正・追加の場合あり
*時間は全て日本時間




■最新マーケット動向


[FXマーケットサマリー]

・全般的に動意のないレンジ
・イタリア政情不安からユーロ売り先行も、楽観で買い戻し


[主なヘッドライン]

(米)
・オバマ米大統領「財政の崖」協議で共和党と合意できると確信

(欧)
・ユーロ圏財務相、11日にギリシャ国債買い戻しめぐり電話協議開催
・モンティ伊首相、市場の危機不安受け、引き続き政権担当中と強調
・スペイン、支援要請の可能性を引き続き検討(スペイン・デギンドス経済相)
・ギリシャ、国債買い戻し期限を1日延長
・ギリシャ、将来的に3分の1の確率でユーロ離脱の可能性(S&P)

(その他)
・日銀が次回会合で追加緩和検討へ、国内景気の回復後ずれを懸念
・S&P、カナダ格付け「AAA」据え置き、見通し「安定的」



[マーケット・データ] - Mon, Dec 10

-Nikkei 225:9533.75(+6.36)+0.07%
-Dow:13169.88(+14.75)+0.11%
-FTSE 100:5921.63(+7.23)+0.12%
-DAX:7530.92(+13.12)+0.17%
-Gold:1714.40(+8.90)+0.52%
-Oil:85.56(-0.37)-0.43%




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