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テクニカルから見るユーロ円上昇ターゲットとここから

11:45

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■プライスレンジ


ユーロ円の今年の週間値幅です。


pricerange_weekly_eurjpy_20121215.png


pricerange_weekly_eurjpy_20121215グラフ



・先週の高値:105.95
・先週の安値:109.95
・先週の値幅:400pips(前週183pips、前週比218.6%)


今年も50週まで到達、残り2週。前週まで3週続けて値幅が縮小、エネルギーが蓄積されたところで一気にブレイク、今年4番目のハイボラティリティの週に。週間で350pips以上動いた後は1~2週で動きが収まる傾向。








■時間足別テクニカル分析



121215eurjpy-w.jpg
[EURJPY-Weekly]

まずは週足チャートで大きな流れとレート位置の確認を。


[1, 長期トレンド転換ポイント]

ダウ理論におけるダウントレンドの定義は「スイングトップ・スイングボトムが共に切り下げている状態」。ひとつ前の大きなスイングトップは今年高値(3月、111.48)にあたり、これを抜ければ長期トレンドも転換する超重要なポイント。2008年7月以降約4年半に渡って続いた大きなダウントレンドがテクニカル的にも終了定義に。

ただしダウントレンド終了と言っても必ずしも上昇転換という訳ではなく、「ダウントレンド→レンジ」への転換パターンもあり。


[2, BB(ボリンジャー・バンド)]

±2σライン・ミドルバンドが全て右肩上がりのアップトレンド中。ただし現レート位置は+2σラインを大きめに抜けており、前回週足で+2σラインを大きく抜けた2011年3月の翌週は同程度の陰線が並び「2バー・リバーサル」となっていることには留意を。目先のサポートラインとしてはまず+1σラインを想定。


[3, 5週線]

直近のトレンドを示すシグナルとして使われることが多い5週線(黄色のライン)は、アップトレンド時はサポートに、ダウントレンド時はレジスタンスになりやすい傾向に。現在アップトレンド中でレートは5週線より上にあることから、目先のサポートとして意識されやすいライン。今年の2~3月あたりがサポートとなっている例、4-5月あたりがレジスタンスとなっている例。


[4, 75週線]

長期的に、75週線(青いライン)は重要な役割を果たします。過去10年のチャートを見てもその傾向は明らかで、75週線近辺ではかなり高い確率で反発・転換・揉み合いといったチャート・アクションに。過去4年半のダウントレンド中、75週線を上方向へブレイクした場合、必ず3週以内に75週線へのリテスティングが見られていますが、今回3週目は放れ方向になっていることから、これも長期トレンドの転換意識材料。




121215eurjpy-d.jpg
[EURJPY-Daily]

次は日足チャートを。


[1, BB(ボリンジャー・バンド)]

ミドルバンド(=20日線)が右肩上がりのアップトレンド継続。+2σラインがスクイーズから再度ワイドニングへ転化しており、上昇再開サイン。このラインは目先重要なサポートライン。現在ミドルバンドとの乖離が3円以上に拡大していることからちょっと過熱感、上方向は警戒が必要。


[2, 5日線]

5日線は過去1週間の値動きの平均ラインであることから、直近のトレンド状況を示すテクニカル指標とされていますが、トレンドが出た場合は

・5日線をサポートラインとして上昇
・5日線をレジスタンスラインとして下落

することが多く、目先週明けはこのラインもサポートのひとつ。


[3, RSI]

この位置でまだRSIは下を向いて確定していないことからダイバージェンスになっておらず、まだ上値余地はあり得る状況。週明け以降はヒドゥンダイバージェンスとなれば買いが入りやすい状況。


[4, ゴールデンクロス]

中長期トレンドを示す75日線(多いライン)が200日線(赤いライン)をGC(ゴールデンクロス)、これも中長期トレンドの転換意識材料。


[5, サポートライン]

目先のサポートラインとして、

・5日線(現在108.37)
・BB+1σライン(現在108.22)
・12/5高値ライン(107.93)

あたりが意識されやすい位置。移動平均線は週明け上昇します。




121215eurjpy-h4.jpg
[EURJPY-H4]


最後に直近の流れを4時間足チャートで。


先週は1週間一貫してBB+2σラインに沿って上昇を続けましたが、週初に上昇シグナルを示すソーサー・ボトムが1時間足で出ており、トレンドに強い テキスト手法&ルール でも超ビッグトレードに。途中から入るのであれば、短い時間足でのBBが分かりやすく有効。


クロージングは、週末・イベント前・ダイバージェンスで一旦クローズがセオリー。ダイバージェンスでの売りをこなしてなおかつ高値更新を窺う勢いはかなりありそう。








■ファンダメンタルズ


先週のユーロ円は一貫した上昇に。

・FRB(米連邦準備理事会)がFOMC(連邦公開市場委員会)で強力な緩和策打ち出し
・ユーロ圏に関する新規ネガティブ材料がなく、楽観論広まる
・ギリシャ融資決まり、目先問題先送り

でユーロは買われやすい地合い。


衆院選では自民党優勢が伝えられ、単独過半数のみならず、参議院で法案が否決されても衆議院で再可決可能となる2/3以上の320議席を自公で確保とのヘッドライン。

・物価目標2%達成へ向け日銀に対し大胆な金融緩和圧力
・国債や社債買い取り基金積み上げにとどまらず、日銀法改正を視野に入れた抜本的な改革も
・米債利回り上昇により、対円でのドル投資妙味が高まり、ドル円が上昇しやすい
・ヘッジファンド等投機筋が強力な円売り推進、生保などのリアルマネーが入ればさらに弾みも
・弱い日銀短観も追加金融緩和期待に拍車

と、円軟調地合いは継続しそう。


今回の総選挙は世界的に注目度が高く、仮に自公320議席超えとなった場合、海外勢にとっては数値・政策・発言が一人歩きするために、週明けに一斉に円売り加速も想定されそう。例年クリスマス直前の1週間は極端に商いが細り相場が動きにくいのですが、今年は重要イベントを控え絶好のチャンスであることから、休暇を先延ばしとする動きも。


ただし、足元の相場は期待先行、円ショートがかなり積み上がっており、年末・クリスマスを目前に控え、衆議院総選挙後に控える20日の日銀金融政策決定会合で材料出尽くしになるリスクには警戒を。




■CTFC(米商品先物取引委員会)IMM通貨先物動向


海外主要ヘッジファンド勢は11月末決算で一旦ポジションを閉じており、12月入りに伴うポジショニングの方向性が非常に注目されている最新のCTFC(米商品先物取引委員会)・IMM通貨先物動向ですが、


CTFC_IMM_jpy_eur_20121211.png

・円:ショート横ばい、ロング21.8%減少
・ユーロ:ショート2.5%増加、ロング6.7%増加


となっており、ユーロ買い・円売り方向が顕著に見られます。特に円ショートは約5年ぶりの高水準をさらに拡大しており、円ショートは円ロングの約7倍、市場全体が極端に円売りとなっていることが分かります。年末を控え、ちょっとここまで極端に傾いているのは要注意。




■テクニカルから見る短期・中期シナリオ


ユーロ円は「ドル円×ユーロドル」のクロスレートであり、現在の相場環境は

・ドル円がアップトレンド
・ユーロドルがアップトレンド

であることから、ユーロ円はパフォーマンスが高くなります。先週のボラティリティは400pipsに達しており、ユーロ円より20%レートが高いポンド円よりもハイパフォーマンス。


先週は5連続陽線、直近1ヶ月では

・陽線:16本(70%)
・陰線:6本(26%)
・十字線:1本(4%)

と、圧倒的に買われている状況。


週足・日足共にダイバージェンスを示現しておらずまだ上値余地は十分ありそうではあるものの、

・週足・日足共にオシレーターは買われ過ぎ
・20日線の傾きがかなり急、レートとの乖離も3%近い
・直近約3ヵ月半の上昇幅が1585pips(約17%)
・直近1ヶ月の上昇幅(965pips)に対し、ほとんど調整がない

といったファクターから、スピード調整に対しても警戒が必要。


短期的なテクニカルターゲットはまず今年高値の111.41へ向けた上昇。ここを抜けたら昨年高値(123.31)が次の大きな長期ターゲットに。昨年高値からの下落幅に対する61.8%戻しラインが112.15にあり、111mid-112midが短中期のターゲットになりやすそう。




■カレンシーバランス


20121215_cb_eurjpy_d.png
[EUR/JPY-Daily]


相場全体の中でのカレンシーバランス(通貨ポジショニング)は、円が底値張り付き状況は変わらず。先週はユーロが一貫して上昇、ギャップも拡大。押し目買いが基本戦略となります。ロングはこのギャップがスクイーズ後に再度ワイドニングしていくタイミングが効果的。




■週明けのエントリーポイント


・ギャップオープンの場合は、ギャップクローズポイント近辺(押し目買い)
・4時間足BBミドルバンド~75SMA近辺(押し目買い)
・5日線~日足BB+1σライン近辺(押し目買い)




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