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■時間足別テクニカル分析
時間足は、長い時間足から短い時間足へ、順に見ていくのがセオリーです。長期トレンドは月足メインで、中期トレンドは週足。
・ストップを広めに取った中長期ポジションの構築
・中長期の重要なテクニカルポイントから、サポート・レジスタンスやターゲットの設定
を行います。
デイトレードや短めのスイングでは、
・日足で方向性や短期トレンドを見る
・日足・4時間足でのテクニカルサインでポジショニングとクロージング
となります。
月足では、BBがワイドニングで典型的なブレイクアウト。引き続き
・今回のダウントレンドの起点となった2007年6月高値からの下落幅に対する23.6戻しライン(87.02)
が最初のターゲット。もう間もなく到達しそうです。ただし既にRSI(9)ではスコアリングが70近くにまで上昇しており、ヒドゥンダイバージェンス。
週足では、
・2011年4月高値(85.50)
・昨年10月安値(史上最安値=75.56)を起点としたA-B-Cターゲット(85.72)
・チャネルトップ
を抜けており、エリオット・ウェーブの第3波動入りの可能性があります。その場合次のターゲットは
・138.2%ライン(89.01)
・161.8%ライン(91.04)
となります。BB+3σラインは現在88.74にあります。ただしRSIは過去10年で最も高い位置にあり、BBは+1σラインとも3円以上乖離しており、過熱ゾーンであることは確か。
高値圏で出た十字線で利益確定の動きが出たものの、さらに高値を更新する非常に強い状況。この位置でもまだダイバージェンスの兆候がなく、高値引けであることから、さらに高値を更新してくる可能性が高そうです。
ここからのポジショニングは、突っ込みか押し目待ちかの2択ですが、RSIのこの位置や、日足BB+2σライン上を進む状況では突っ込みはリスクを伴います。できれば日足レベルでも押し目を見たいところです。
次の押し目買いエントリーポイントとしては、
・5日線・日足BB+1σライン
・アップトレンドライン
・9/13安値からの上昇幅に対する23.6%戻しライン
あたりになります。
直近は右肩上がりのBBミドルバンドがセオリー通りサポートワークしています。引けで高値更新となっているのですが、RSIの位置は割とはっきりしたダイバージェンスの位置にあります。まだ下を向いていませんので確定ではありませんが、意識しておきたいところです。
直近安値(85.64)はネックラインとなりそうで、ここを割り込んだ場合はダブルトップが意識されて調整が出やすいチャート形状になります。ロングはヒドゥンダイバージェンスの確認後の方が精度の高いエントリーが期待できそうです。
■ファンダメンタルズ
円相場に関しては、
・自民党政権スタート、アベノミクス推進・日銀法改正・かつてない金融緩和・物価目標設定
・米債利回り上昇により、対円でのドル投資妙味が高まり、ドル円が上昇しやすい
・ヘッジファンド等投機筋が強力な円売り推進、生保などのリアルマネーが入ればさらに弾みも
・弱い日銀短観も追加金融緩和期待に拍車
と、大きな流れでの円軟調地合いは継続しそう。
目先最大のリスクイベントである米「財政の崖」問題をものともせず上昇を続けており、
・財政の崖不透明感 → 解決期待・楽観で買われる
・財政の崖解決 → 安心感で株高・円安
と、目先はどちらにしてもドル買い・円売りになる可能性が高そうです。安倍相場・アベノミクスで円安・株高、90円を目指すとの声もあり円売りは安心感も、投機バブルの様相もあり、一旦はじけるとそれなりの調整に警戒。年末に一方的に進んだ相場は、必ずどこかで調整があります。
ここからのオプションバリアは86.75と87.00にある模様。
■テクニカルから見る短期・中期シナリオ
年初来高値・昨年高値を次々と更新し、ダウ理論的に長期トレンド転換定義となったことは非常に重要なポイント。2007年から5年以上続いた長期ダウントレンドは、テクニカル的に転換となりました。中長期ポジショニングには、大きな影響を与えそうです。ただし「転換→上昇」だけではなく、「転換→レンジ・揉み合い」というシナリオもあり得ます。
ターゲットとしては、テクニカル的には最初のターゲットは87円近辺、中期では89-91円あたり。
週足・日足共にアップトレンドであることから、トレンドフォローのポジショニングのセオリーとしてはロング方向。ただし日足・週足ともにあまりに過熱状況で、本格的なポジショニングは押し目を待ちたいところです。オシレーターで十分引き付けて、反発を確認してからのエントリーが精度が高そうです。
目先は、高値警戒感の中ここから突っ込んでいくか、「押し目待ちに押し目なし」覚悟で押し目を待つかの2択。それぞれの時間足でヒドゥンダイバージェンスを確認することで、エントリーの精度は飛躍的にアップします。
■カレンシーバランス
相場全体の中でのカレンシーバランス(通貨ポジショニング)は、ドルがブル・円がベアが続いています。特に円はこの1ヶ月下に張り付きで独歩安状態です。
基本的にドルが上・円が下にあるときは押し目買いが基本セオリーとなります。クロスしたら一旦様子見です。効果的なタイミングは、2通貨のギャップがスクイーズ後に再度ワイドニングしていくあたり。
■ここからのポジショニング方針
[日足]
・約2ヶ月20日線(BBミドルバンド)にタッチしておらず、オシレーターは過熱状態、基本はオシレーターが真ん中近辺まで下げてからのポジショニングにしたいところ。
・判断材料はオシレーターのヒドゥンダイバージェンスあたりで精度を高める工夫が必要。
・できれば9月安値からの上昇幅に対する23.6%戻しラインや、BBミドルバンドあたりまでの調整をみたいところではあり。
[4時間足]
・ここはロング以外のポジショニングはセオリー外。
・BBミドルバンドが一旦下を向いた後に再度しっかり上を向き始めてから、反発確認後に押し目買い、というのが精度が高いエントリー。
・短期的には、直近サポートワークしたBBミドルバンドを割り込んだ場合に、利益確定の動きが強まる可能性があることに留意を。
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■時間足別テクニカル分析
時間足は、長い時間足から短い時間足へ、順に見ていくのがセオリーです。長期トレンドは月足メインで、中期トレンドは週足。
・ストップを広めに取った中長期ポジションの構築
・中長期の重要なテクニカルポイントから、サポート・レジスタンスやターゲットの設定
を行います。
デイトレードや短めのスイングでは、
・日足で方向性や短期トレンドを見る
・日足・4時間足でのテクニカルサインでポジショニングとクロージング
となります。
[USDJPY-Monthly]
月足では、BBがワイドニングで典型的なブレイクアウト。引き続き
・今回のダウントレンドの起点となった2007年6月高値からの下落幅に対する23.6戻しライン(87.02)
が最初のターゲット。もう間もなく到達しそうです。ただし既にRSI(9)ではスコアリングが70近くにまで上昇しており、ヒドゥンダイバージェンス。
[USDJPY-Weekly]
週足では、
・2011年4月高値(85.50)
・昨年10月安値(史上最安値=75.56)を起点としたA-B-Cターゲット(85.72)
・チャネルトップ
を抜けており、エリオット・ウェーブの第3波動入りの可能性があります。その場合次のターゲットは
・138.2%ライン(89.01)
・161.8%ライン(91.04)
となります。BB+3σラインは現在88.74にあります。ただしRSIは過去10年で最も高い位置にあり、BBは+1σラインとも3円以上乖離しており、過熱ゾーンであることは確か。
[USDJPY-Daily]
高値圏で出た十字線で利益確定の動きが出たものの、さらに高値を更新する非常に強い状況。この位置でもまだダイバージェンスの兆候がなく、高値引けであることから、さらに高値を更新してくる可能性が高そうです。
ここからのポジショニングは、突っ込みか押し目待ちかの2択ですが、RSIのこの位置や、日足BB+2σライン上を進む状況では突っ込みはリスクを伴います。できれば日足レベルでも押し目を見たいところです。
次の押し目買いエントリーポイントとしては、
・5日線・日足BB+1σライン
・アップトレンドライン
・9/13安値からの上昇幅に対する23.6%戻しライン
あたりになります。
[USDJPY-H4]
直近は右肩上がりのBBミドルバンドがセオリー通りサポートワークしています。引けで高値更新となっているのですが、RSIの位置は割とはっきりしたダイバージェンスの位置にあります。まだ下を向いていませんので確定ではありませんが、意識しておきたいところです。
直近安値(85.64)はネックラインとなりそうで、ここを割り込んだ場合はダブルトップが意識されて調整が出やすいチャート形状になります。ロングはヒドゥンダイバージェンスの確認後の方が精度の高いエントリーが期待できそうです。
■ファンダメンタルズ
円相場に関しては、
・自民党政権スタート、アベノミクス推進・日銀法改正・かつてない金融緩和・物価目標設定
・米債利回り上昇により、対円でのドル投資妙味が高まり、ドル円が上昇しやすい
・ヘッジファンド等投機筋が強力な円売り推進、生保などのリアルマネーが入ればさらに弾みも
・弱い日銀短観も追加金融緩和期待に拍車
と、大きな流れでの円軟調地合いは継続しそう。
目先最大のリスクイベントである米「財政の崖」問題をものともせず上昇を続けており、
・財政の崖不透明感 → 解決期待・楽観で買われる
・財政の崖解決 → 安心感で株高・円安
と、目先はどちらにしてもドル買い・円売りになる可能性が高そうです。安倍相場・アベノミクスで円安・株高、90円を目指すとの声もあり円売りは安心感も、投機バブルの様相もあり、一旦はじけるとそれなりの調整に警戒。年末に一方的に進んだ相場は、必ずどこかで調整があります。
ここからのオプションバリアは86.75と87.00にある模様。
■テクニカルから見る短期・中期シナリオ
年初来高値・昨年高値を次々と更新し、ダウ理論的に長期トレンド転換定義となったことは非常に重要なポイント。2007年から5年以上続いた長期ダウントレンドは、テクニカル的に転換となりました。中長期ポジショニングには、大きな影響を与えそうです。ただし「転換→上昇」だけではなく、「転換→レンジ・揉み合い」というシナリオもあり得ます。
ターゲットとしては、テクニカル的には最初のターゲットは87円近辺、中期では89-91円あたり。
週足・日足共にアップトレンドであることから、トレンドフォローのポジショニングのセオリーとしてはロング方向。ただし日足・週足ともにあまりに過熱状況で、本格的なポジショニングは押し目を待ちたいところです。オシレーターで十分引き付けて、反発を確認してからのエントリーが精度が高そうです。
目先は、高値警戒感の中ここから突っ込んでいくか、「押し目待ちに押し目なし」覚悟で押し目を待つかの2択。それぞれの時間足でヒドゥンダイバージェンスを確認することで、エントリーの精度は飛躍的にアップします。
■カレンシーバランス
相場全体の中でのカレンシーバランス(通貨ポジショニング)は、ドルがブル・円がベアが続いています。特に円はこの1ヶ月下に張り付きで独歩安状態です。
基本的にドルが上・円が下にあるときは押し目買いが基本セオリーとなります。クロスしたら一旦様子見です。効果的なタイミングは、2通貨のギャップがスクイーズ後に再度ワイドニングしていくあたり。
■ここからのポジショニング方針
[日足]
・約2ヶ月20日線(BBミドルバンド)にタッチしておらず、オシレーターは過熱状態、基本はオシレーターが真ん中近辺まで下げてからのポジショニングにしたいところ。
・判断材料はオシレーターのヒドゥンダイバージェンスあたりで精度を高める工夫が必要。
・できれば9月安値からの上昇幅に対する23.6%戻しラインや、BBミドルバンドあたりまでの調整をみたいところではあり。
[4時間足]
・ここはロング以外のポジショニングはセオリー外。
・BBミドルバンドが一旦下を向いた後に再度しっかり上を向き始めてから、反発確認後に押し目買い、というのが精度が高いエントリー。
・短期的には、直近サポートワークしたBBミドルバンドを割り込んだ場合に、利益確定の動きが強まる可能性があることに留意を。
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*外国為替取引はすべての投資家に適しているわけではない高水準のリスクを伴います。レバレッジは一層大きなリスクと損失の可能性を生み出します。外国為替取引を決定する前に、投資目的、経験の程度およびリスクの許容範囲を慎重に考慮してください。当初投資の一部または全部を失うことがあります。したがって損失に耐えられない資金投資をしてはなりません。外国為替取引に関連するリスクを検討し、疑義があるときは中立的な財務または税務アドバイザーに助言を求めてください。
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