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ユーロ円調整目処とここからのシナリオ・トレード戦略

18:30

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現在のユーロ円は非常にボラティリティが高いです。昨年1年間の週間ボラティリティを見てみると、

・2012年の週間平均値幅:274pips
・2012年の週間最高値幅:466pips

です。先週の値幅は約420pips、その前の週は580pipsでしたので、いかに現在の値動きが荒い相場になっているかがよく分かります。

現在の相場では、「ほんのちょっとした調整」でも2~300pipsは簡単に動いてしまいますので、十分にリスク管理が必要ですし、入れどころは慎重に見極める必要があります。


ユーロ円は「ドル円」と「ユーロドル」のクロスレートです。

「ドル円上昇+ユーロドル上昇」

の局面では、かなり大きく上昇します。ということは、この2通貨ペアが同時に調整すれば、特にここまでの上昇幅が大きかったユーロ円の調整幅はかなり増幅されます。ユーロ円をトレードする場合、他に上記2通貨ペアの動きを注意しておく必要があります。




130122eurjpy-m.jpg
[EURJPY-Monthly]
*画像クリックでチャートが拡大します


月足では、現時点では陽線が6本並んでいます。今月陽線で終われば「半年間上昇しっぱなし」ということになります。


中長期的な大きなターゲットとしては、

・2008年7月高値(169.95)からの下落幅に対する38.2%戻しライン(123.07)

が見えています。これは十分意識しておきたい重要テクニカルターゲットになりますが、目先では

・BB+2σライン到達(このラインに到達するのは実に5年半ぶり)
・120円ライン到達(達成感)
・ヒドゥンダイバージェンス

と、ロング筋の目先の利益確定(ポジション一部解消)サインが揃っていますので、一度利益確定が出始めると雪崩れる可能性を秘めていることには十分に注意しておく必要があります。


ポジションを見ると、特に119high-120円リミットのロング筋が非常に多くありました。一旦利益確定でポジションを手仕舞って、下値で押し目待ちの向きが多そうです。


ここは、「一旦相応のターゲット到達感が出やすい位置にまでレートが上昇し切っている」という意識を持っておくことが必要です。




130122eurjpy-w.jpg
[EURJPY-Weekly]


週足では、中長期では

・昨年高値(123.31)
・2008年7月高値からの下落幅に対する38.2%戻しライン(123.07)

がほぼ重なっていますので、この123円台前半というのが大きなターゲット値になっていそうですが、

・120円ライン到達の達成感
・RSIは6年ぶりという非常に高い位置
・目先のトレンドサポートとなりやすい5週線・BB+1σラインとも乖離で依然過熱感

と、調整がはいりやすいタイミングではあると思います。


目先はトレンドが落ち着いてきたら、

・5週線(黄色いライン)
・BB+1σライン
・200週線(赤いライン)

の3本のラインのサポートワークがあるかどうかが、週足レベルでのチャートアクションのポイントと思います。




130122eurjpy-d.jpg
[EURJPY-Daily]


日足では、

・連続ダイバージェンス
・120円ラインタッチ

で、やはり利益確定が出やすいチャート形状になっています。


BBミドルバンド(=20日線)が依然右肩上がりですから、アップトレンドが崩れているわけではなく、あくまで調整の域。ただし、目先は5日線・BB+1σラインを割り込んでおり、今日このラインを回復できないまま引けるのであれば、ここまでの上昇幅が大きかったことから、それなりに調整の幅が出る可能性があります。


日足ベースでの目先の押し目目処としては、

・先週安値ライン(1/16、116.44)=サポレジ
・日足BBミドルバンド(現在116.19)

あたりが、意識されやすいポイントとなりそうです。特に日足BBミドルバンドや、RSIのミドルラインまであればいい位置。


このラインを割り込んでしまった場合は、目先は揉み合いとなる可能性が高まってきます。昨年7月安値からの上昇幅に対する23.6%戻しライン(114.41)あたりまで下値余地が拡大してしまいますので、116円台半ばあたりまであった場合は要注意。


現時点では日足でのアップトレンドは維持していまが、短い時間軸でトレンドが崩れていますので、ここからのロングは一旦反発確認まで様子見。




130122eurjpy-h4.jpg
[EURJPY-H4]


4時間足では、大きな流れは上方向ですが、短期的には

・BBミドルバンドを割り込んでいること
・先週安値からの上昇幅に対する61.8%戻しラインのサポートを割り込んでいること
・BB-2σラインを割り込んでいること

から、ストップを巻き込んでもう少し下押しの可能性があります。


目先のサポートゾーンとしては、

・4時間足75SMA(現在117.30)
・先週安値(116.44)

あたりで下げが止まるかどうか。このあたりが目先の下げ止まりの可能性があるゾーンです。このあたりまで下げずにここから上昇した場合、これらのターゲットを狙った戻り売りが出てくる可能性があります。


また、現在1時間足でエリオット・ウェーブの下降波が出ている可能性があります。その場合、目先のターゲットは117lowにあります。短期的に戻りは売りが出そうです。


なお、先週安値(黄色い丸、116.44)を割り込んだら、一旦揉み合いか調整相場に入る可能性が出てきますので、慎重にいく必要があります。「ちょっとした押し」でも1~200pipsは簡単に動く流れですので、ヒドゥンダイバージェンス等の精度アップの施策が必須となりそうです。




中長期ターゲットは123円あたりに見えますが、ここからのロングは慎重にいく必要があります。

・複数の時間足でのサインの重複
・オシレーターのポジション

といった確認をしていかないといけませんね。


ここで不用意なトレードをしてしまうと、ここまでの円安で築いた利益を削ってしまうようなことになりかねません。ここからはちょっと難易度が高まってきます。そのような中では、 このようなトレード方法 は、非常に利益を出しやすい(ロジック的にも、確率論的にも)です。ビギナー・初級者でも、トレード時間の限られる兼業トレーダーの方にも向いています。事実、今週も週明けから着実に利益を重ねています。


相場環境の空気感が微妙に変化している感があります。ここからは 低リスクで慎重なトレード方法 がいいかと思います。




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