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ドル円ここからの見通し・シナリオとトレード戦略は

19:00

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20130128_uj_m.png
[USDJPY-Monthly]
*画像クリックでチャートが拡大します


月足です。

・2007年6月高値からの下落幅に対する38.2%戻しライン(94.11)
・2010年5月高値ライン(94.97)
・95円ライン

といった94~95円水準は大きな中長期テクニカルターゲットになりそうです。


注意すべきは、

・既にRSI(9)ではスコアリングが70以上にまで上昇しており、このレベルは2005年11月以来7年超ぶりの水準
・BB+3σラインまでいってしまっている
・明らかにヒドゥンダイバージェンス

と、いつ調整が入ってもおかしくない状況にあること。ここまで4ヶ月間ほぼ一本調子に上げてきたことから、タイミング的にも一旦緩みやすいところ。


ただ中長期の流れとしては、依然BB-2σラインがワイドニング状態(下向き)であることから、まだ流れは上方向ではありそうです(BBがロングでワイドニング状態の場合、BB-2σラインが上を向いてくると、最初の利益確定のタイミングになりやすいと言われています)。




20130128_uj_w.png
[USDJPY-Weekly]


週足です。エリオット・ウェーブの第3波動のターゲットである91.04に到達しました。これは

・「2地点」から「0-1幅の161.8%幅上昇した地点」

であり、テクニカル上の非常に重要なターゲットです。このラインは世界中のプロトレーダーが注目している有名なラインですので、相応にワークする可能性が高いです。


仮にこの地点で第3波動が終了した場合は、これから第4波にはいることになります。


第4波動は調整波で、その幅は第2波動の38.2%程度とされることが多いです。ただし今回は第3波動がかなり急でしたので、23.6%戻しラインあたりで止まる可能性もあります。そうすると調整波のターゲットは、

・9月安値からの上昇幅に対する23.6%戻しライン(87.91)
・同38.2%戻しライン(85.84)

あたりがポイントとなります。ただし第1波動終了地点(84.16)を割り込んでしまった場合は、波動が終了します。


第4波動の形状は、同じく調整波である第2波動とは違った形状になります。今回の第2波動(1-2)はかなり緩やかな下落であったことから、ここからの第4波動は確度が急で(比較的短く)終わる可能性もあります。


特例として仮にここからさらに上伸してしまった場合、「第3波動もしくは第5波動のどちらかはエクステンション(延長)の可能性がある」とのルールがあります。仮に第3波動が現在の161.8%ライン(91.04)を大きく突き抜けてしまった場合は、261.8%ライン(99.65)というのも可能性はゼロではありませんが、可能性としては低そうです。


第5波動は、第1波動(860pips)と同じ程度の幅とされています。ということは、仮にここから第4波動入りするとするならば、

・第4波動ターゲットが第3波動の23.6%ライン近辺となった場合
→第5波動ターゲットは87.91+8.60=96.51

・第4波動ターゲットが第3波動の38.2%ライン近辺となった場合
→第5波動ターゲットは85.84+8.60=94.44

とのシナリオを描くことができます(もちろん、このターゲットは第4波動終着点によって替わります)。


ちなみに「第5波動狙い」というのは非常に確度の高いエントリー方法として知られており、覚えておくといいかと思います。


もうひとつのここからの注目ポイントとして、BB-2σラインの向きが挙げられます。現在上向きへ転化する兆候が見られ始めました。今回のケースのようにブレイクアウトでBBが大きくワイドニングしている場合、

「BBのワイドニングが並行化へ向かう時点が、最初の大きな利益確定ポイント」

として広く知られています。今回のケースに当てはめると、ローソク足確定時点でBB-2σラインが下向きから上向きへ転じる局面となりますので、まさに今がそのタイミングです。そのようになった後は、「目をつぶって買い」から、「押し目買い」へ、トレード戦略が変更になります。このような戦略をとってくるヘッジファンド等は非常に多いです。


こういった強いトレンドが出ている場合の押し目ポイントとしては5週線やBB+1σラインが有名です。現在5週線は89.78・BB+1σラインは87.53に位置しています。




20130128_uj_d.png
[USDJPY-Daily]


日足です。先週は絶好の鉄板押し目買いポイントがありましたね。ピンクの丸の部分です。

・アップトレンド中のBBミドルラインで下ヒゲ
・ヒドゥンダイバージェンス
・前週安値割らず

ですので、ここは分かりやすいロングのエントリーポイント。さすがに分かりやすく、一気に買われる展開となりました。このようなときは翌日の始値でのロングメイクがセオリーとなります。


ここからですが、依然BBミドルバンドが右肩上がりですので、日足トレンドフォローでは押し目買いから入るのが基本セオリーとなりますが、連続ダイバージェンス、ロングポジションは一旦手仕舞って、次は押し目買いに切り替える、といった動きが出やすいチャート形状です。


その場合の日足での下値目処としては、

・5日線
・BB+1σライン
・BBミドルバンド

あたりが挙げられます。BBミドルバンドを割り込んできた場合は、

・先週安値(1/23、88.05)
・昨年9月安値からの上昇幅に対する23.6%戻しライン(87.91)

あたりまでの下押しが想定されます。




20130128_uj_h4.png
[USDJPY-H4]


最後に直近の動きを4時間足で見てみます。ここ2週続けて

「週の前半は下落・週の後半は上昇で前週高値超え」

という流れになっています。この流れが今週も意識されるかどうかはポイント。先週・先々週は

・前週安値からの上昇幅に対する38.2~61.8%戻しライン

というフィボナッチポイントがワークしている傾向が見られますので、このラインは今週も注目しておきたいポイントです。


ただし、先週・先々週とも、安値では

・RSIがしっかりと30以下まで下がる
・75SMAのサポート
・先週安値(ピンクの丸)では、BB-2σライン+十字線

と、それなりに反転材料が揃ってからの上昇転換となっています。


ここからですが、本日高値でダイバージェンス示現となっていることから、押し目買いスタンスからがセオリーとなります。高値追いはハイリスク。



今回のドル円の上昇は、買い遅れている向きも多く、押し目買い意欲は相当に強そうです。ただし、週足レベルでの重要なテクニカルポイントに到達していることは意識しておくべきであり、ロングメイクは、しっかりとしたテクニカル事由を2重・3重と確認することが必須です。今週後半は特にイベントが集中していることから、利益確定が出やすいタイミングであることも重要。




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