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シリア情勢とドル円トライアングル・ここからの展望

17:00

米雇用統計をはじめとする来週のイベントラッシュを控え、材料不足の今週でしたが、シリアへの米軍事介入という久しぶりの地政学リスクによるリスクオフ・マーケットになっています。早期QE(量的緩和)後退でドル売りの流れベースの中、米・英・仏による軍事攻撃ということでドル・ポンド・ユーロいずれも買えない中、円選好の独歩高状態です。「有事のドル買い」は有名ですが、今回は米主体のヘッドラインなのでドルは売られます。


ただし軍事介入間近ということで、ここからの海外のヘッドラインには神経を張っておく必要があります。リスク・スパイラル(負の連鎖)は上下にオーバーシュートしやすいと言われていますが、シリア情勢緊迫化を受けてのリスクオフマーケットなので、緊迫度合いが高まれば(すでにかなりの部分織り込まれていると思われますが)その流れは加速しやすいですが、逆に「緊迫化後退」のヘッドラインが出れば一気にリバーサルするので要注意です。


こういう時は負の連鎖があるものです。アジア株は本日全面安で、香港ではペトロチャイナの汚職報道や、昨日はルー米財務長官による「議会が10月半ばまでに行動しなければ、米国がデフォルトに陥る恐れがある」のコメントも材料視されています。


年に何度か、このような予期せぬヘッドラインで大きくマーケットが動いてくることがあります。今後もこのようなことは何度も起きてくると思います。今回のマーケットの動きをケーススタディとして是非動きをみていっていただきたいと思います。


20130828_uj_d.png


日足チャートです。昨日は約150pipsの長い陰線になっています。アベノミクス相場の時は1日で2~300pipsの動きも珍しくありませんでしたが、大きなレンジを形成している最近では長めの足になっています。


現在のドル円の最大の注目は、3ヶ月以上に渡って形成されている、大きなシンメトリカル・トライアングルです。昨日終値で直近でサポレジとしてよく機能していた20/25日線を割り込んで引けていますが、まだトライアングルのボトム・ラインは割り込んでいません。このラインは本日は

96.40-50

あたりにあります。このラインがかなり強力なサポートになると思われますので、96円台半ばにレートが近づくようであれば注意しておきたいですね。このライン近辺では相応の買いオーダーが見えていますが、昨日今日のようなリスク・マーケットでは、しばしばレートは上下にオーバーシュートします。買いオーダーが引っ込んだり、あっさりサポートラインを割り込んでストップロスを巻き込み、長い陰線になることもありますし、割れたところで強烈な買いが入って、長い下ひげを残すこともあります。


ここからですが、基本はトライアングルのキープで、ボトム近辺では買いが出そう。しかし、今回の材料はサプライズで強いだけに、ラインを割ったらロング撤退がセオリー。今日の足形・引け値は、目先の方向性を占う上で、テクニカル的に非常に重要になります。


仮にボトムラインを割れて引けた場合、オシレーター的にはまだ下方向に余地がありますので、

・BB-2σライン(95.97)
・8月8日安値(95.79)
・200日線(赤、94.48)

あたりまで順に下値余地が拡大していくことに注意を。仮にそのような流れになった場合、クロス円は連れることが多いです。クロス円のトレーディングは、ドル円の状況を並行してみておくことが必要です。



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