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ドル円今週の展望とトレード戦略・ターゲット

18:30

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先週のドル円は「FOMCでのドル売り・株高での円売り」で「下へ往って来い」の展開になりました。


「QE(量的緩和)縮小開始」は市場に織り込み済み、その規模が焦点」という状態で迎えた注目の米FOMCですが、「QE縮小なし」というビッグサプライズでドルが売り込まれる展開となりました。


ただし、

・QE縮小期待後退は株高につながること
・年内には10月末・12月とあと2回FMOCが残されていますが、10月はバーナンキFRB議長会見が予定されておらず、12月は年末であることから、今回の期待が高まっていましたが、「予定外の会見もあり得る」というコメントが残されたことで、引き続きQE年内縮小への期待継続

となったことで、結局円に対してはドルは買い戻される流れとなっています。


Dealer's Eye では「FOMC直後はドルストレートの買い、ドル円は下がったところで買い、翌日はクロス円の買い」としていましたが、それはこのあたりの流れをFXトレードに実践レベルで落とし込んだものです。


来年1月末に退任する「ハト派」バーナンキFRB議長の後任ですが、先週サマーズ元財務長官が候補辞退となったことで、「さらにハト派」イエレン現FRB副議長が既定路線となり、これもドル高の流れに圧力をかける要因になりそうです。


今週のファンダメンタルズですが、ドル・円に関する注目度の高い(=相場の流れを変えるような)イベントはありませんが、

1, 来週に米雇用統計を控えている点
来週はイベント週になりますので、イベント前に積極的に新たなポジションを構築しにくい

2, 実質9月最終週である点
来週に30日が残っていますが、実質今週が9月最終週と考えられます。9月は日本企業が半期末を迎えますので、円転のリパトリによる円買い需要が見込まれ、伸びたところは円買いオファーが出てくる可能性が高い

という2つの重要なファクターを考慮しておく必要があります。ということは、ここから上にも下にも動きにくい、「上値は重いが底値は堅い」といった展開が想定されそうです。


20130922_uj_w.png


ウイークリーチャートになります。


現在5月高値(103.72)と6月安値(93.78)のほぼ中間の位置になります。MA(移動平均線)も収束している状態で、ローソク足も前の週の高値・安値を切り下げた状態になっていますので、依然レンジが継続しています。


依然BB(ボリンジャーバンド)は±2σライン・±1σライン・ミドルバンド全て横向きになっており、大きな幅のレンジ相場を形成しています。現在ちょうどミドルバンドをまたぎながら上下している感じになりますので、

・+2σライン:102.90-103.00
・+1σライン:100.90-101.00
・ミドルバンド(20SMA):99.00-10
・-1σライン:97.00-10
・-2σライン:95.10-20

という現在のほぼ2円間隔のレンジ位置は、動き出した時の上下のターゲットになり得ますので、ウィークリーチャート上ではチェックしておく必要があるかと思います。


20130922_uj_d.png


デイリーチャートになります。


ここでは2つのトライアングルに注目しておく必要があります。まずは内側のトライアングル(トップラインが破線の方)は、9月2日に上方へブレイクアウトしています。その後2回リテストをこなしており、先週のFOMC後の下げは、ほぼ2回目のリテストの位置になります。ここで長い陽線が出現していることから、「2回のリテストをこなして上を目指す」という見かたは成立しています。このトライアングルは

・トップラインで4~5回のレジスタンスワークが確認できていること
・7回目のトライで抜けていること(7回目のブレイクは信頼性が高いとされています)

ということから、それなりに信憑性の高いものと考えられます。このシナリオは依然維持しておく必要があるかと思います。


2つ目は、外側のトライアングルです。こちらは5月22日高値(103.72)と9月11日高値(100.60)を、結んだラインですが、このラインはまだトップラインが2点でしか結ばれていませんが、ここから細かくタッチしてくる可能性があります。最初のトライアングルよりも、こちらの外側のトライアングルの方がアペックスがより重心線に近く、よりシンメトリカルなシェイプになっていますので、これも非常に重要なパターンとして認識しておく必要が高いかと思われます。


こちらのブレイクアウトのタイミングですが、

・今週は半期末で円買いリパトリが上値抑制要因となり得ること
・来週にイベントを控えていること

から、もう少し先になる可能性が高そうです。


ちょうど、最初のトライアングルをブレイクアウトするタイミングでは、上下約250pipsのレンジを14営業日(ほぼ3週間)続けています。これを2つ目のトライアングルに当てはめてみると、ちょうど現在の幅が約300pips残されており、スペースとしては10本程度のローソク足が並びそうです(2つの黄緑色のレクタングル)。


10営業日後は、ちょうど10月4日(金)の米雇用統計になります。ですから、

・このトライアングルのブレイクアウトのタイミングは10月4日(金)の米雇用統計のタイミングではないか
・それまでは、このトライアングル内でのレンジが続くのではないか

という仮説(シナリオ)が立てられるかと思います。


とするならば、仮にそれより前に抜けたとしても、戻ってくる可能性が考えられるかと思います。基本的に週足でもブリッシュ継続なので、上方向へのブレイクアウトの方が可能性が高いとの見かたが多いですが、思惑通りにいかないのも為替相場です。このブレイクアウトに関してはかなり注目度が高く、クロス円も同じタイミングで連動してくる可能性が高いので、しっかりチェックしておく必要があるのかと思います。


基本的にはブル目線であるという前提では、

・ボトム近辺までの下押し場面があれば、拾い上げてみる
・上へ抜けたらついていく
・下へ抜けても200日線(赤)があるので、広い場所を探してみる

といったトレーディングストラテジーがセオリーになってくるかと思います。


デイリーチャートにおけるターゲットとしては、ブレイクアウトした場合はMAやBBが放れると思いますので、

・2つのサポレジライン(5月22日高値103.72、7月8日高値101.52)
・各スイングトップを当てたボトムラインのチャネル延長線上

といったところがセオリーにとなるかと思います。



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