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ユーロドルの展望、テクニカル徹底分析&トレード戦略

15:00

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先週後半は、ECB理事会がサプライズの利下げ、ドラギECB総裁会見、米GDP速報、米雇用統計と、ビッグイベントが続き、大きくマーケットが動きました。株高によるリスクオンというシナリオも考えられますが、基本的には

・利下げでユーロ売り
・強い米GDP&米雇用統計でドル買い

ですから、ユーロドルは下方向へのバイアスがかかりやすいと思います。このタイミングでの利下げは、それだけユーロを下げたいというECBの思惑なのでしょうか。


確かに

・米GDPは強かったものの、個人消費は予想を下回る
・米雇用統計は強い結果であったものの、労働参加率は30年来の低水準
・先送りされただけの米財政問題が年明け再び訪れる

という懸念材料はあるものの、QE(量的緩和)縮小開始期待が「3月以降」から再び「年内もしくは1月」へシナリオを戻しており、目先の基本的なドル買いの流れは続きそうです。


20131108_eu_w.png


ウィークリーチャートになります。


先週の記事で

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オシレーターが下を向いていますし、ローソク足の足形も戻りは売られやすい形です。もう少し下へ行く可能性が高い、という見かたが自然かと思いますが、そのメドとしては、

・BBミドルバンド
・2012年7月安値起点のアップトレンドライン

あたりが考えられやすいかと思います。

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と書きましたが、ミドルバンドまで下げてきました。ミドルバンドにタッチしましたし、2週間で500pips下げていますし、一旦戻しが見られてもいいあたりかと思います。ただしその場合でも、5週線あたりは売られやすいポイントになるかと思います。


さてここからの下落ターゲットですが、フィボナッチ・リトレースメントに注目してみたいと思います。2011年5月高値(1.4939)~2012年7月安値(1.2041)の下落幅に対して、

・38.2%戻しライン(ピンクの丸)
・61.8%戻しライン(黄緑の丸)=10月の戻り高値

と、2大フィボナッチ・ポイントが共にぴったり機能したことは既出ですが、この2012年7月以降のアップトレンドのフェーズにおいて、フィボナッチ=フィボナッチと機能してきたわけですから、ここからどこまで下げるかを、フィボナッチでカウントしていくのも自然かと思います。


ではどこからカウントしていくか、という問題になるかと思いますが、ここは2つのフィボナッチを合わせて見ている訳ですから、2012年7月安値(1.2041)~2013年10月高値(1.3831)で取っていくのがセオリーと思います。


とすると、最初の23.6%戻しラインは既に通過していますので、

・次の38.2%戻しラインは1.3147

が当然チェックされるべきです。この1.31ミドルは重要なチェックポイントになると思います。ここらあたりを目指しても何ら不思議はないと思いますし、ここまで下げたとしても2012年7月以降のアップトレンドはまだ継続されます。


もうひとつ、当然

・2012年7月安値起点のアップトレンドライン

も重要なサポートラインです。これは現在まだ1.2990にありますが、このラインにサポートされている限りは、テクニカル的にはユーロドルは週足レベルでの大きく緩やかなアップトレンドは継続されていることになります。


20131108_eu_d.png


デイリーチャートです。


前週5連続陰線でしたが、先週は3日陰線。直近10営業日中8営業日が陰線です。こうやってみると、

・1.33→1.38への上昇は約6週間かかっている
・1.38→1.33への下落は約2週間で一気に

ということが分かりますが、

・下落のスピードは上昇の3倍

とよく言われますが、まさにその通りですね。ロングオンリートレーダーの方が、ショートオンリートレーダーより稼ぐのが早い、と言われるのも頷けます。


10月25日高値(1.3831)のテクニカル的な反転サインとしては、もちろん週足レベルでの大きなフィボナッチカウント(61.8%ライン)というのもありますが、さらに

・7月9日安値(1.2754)起点の波動(フィボナッチ・エキスパンション)ポイント(100%)=地点3から1-2の上昇等幅を引いたポイント
・1-3のアップトレンドラインに対するチャネル
・ストキャスのハイクロス(85以上)

というのも見逃せません。


さて、まずオシレーターを見てみます。ストキャスは低い位置でクロスはしていますが、RSI共にまだダイバージェンスになっていません。確かにローソク足的には下ヒゲや包み足(ただし陰線)になっているのも目には入りますが、ここからもう一段の下値も十分に想定できるかと思います。


7月9日安値(地点1)から始まるアップトレンドですが、先週木曜にダウンブレイクしています。まだ地点3(ピンクの丸)を割り込んでおらず、プライスレートは200日線より上にありますので、まだテクイカル的に大きく反転した訳ではありませんが、このトレンドラインを割り込んだことは、モメンタム的にはかなりインパクトがあると思います。少なくとも、1.40を目指すというシナリオは修正した方がいいですね。


次に、今回の下落ターゲットですが、まず75日線(青いライン)に注目してください。これを、先週木・金でブレイク&リテストしていることに気付きます。ということは、次のターゲットとして、当然200日線(赤)が視界入りしてくるはずです。9月6日安値(ピンクの丸=地点3)も、200日線が機能したとみていいと思います。200日線は、現在1.3216にあります。


次に7月9日安値起点のフィボナッチ・リトレースメントなんですが、この取り方だと23.6/38.2%戻しラインが両方機能していないんですね。確かにヒゲ下は半値戻しという見方もありますが、これもピッタリは到達していないんです。ということは、このカウントの取り方はちょっと微妙かもしれないんですね。ただし、やはり61.8%戻しライン(1.3166)はチェックしておいた方がいいと思います。


といったあたりから、下値ターゲット=サポートラインとしては、

・1.3295(先週安値)
・1.3216(200日線)
・1.3166(フィボナッチカウント)
・1.3104(9月安値)

あたりをチェックしておけばいいと思います。


ではここからですが、当然セオリーとしては戻り売りから、ということになるかと思います。ではどのあたりが戻り売りポイントになりやすいか、ということになりますが、まず近いところでは

・5日線(オレンジのライン)
・BB-1σライン

が重要です。現時点ではちょっと離れていますが、

・25日線(紫のライン)
・BBミドルバンド

がほぼ同じ位置に下がってくると思いますので、それも重要ですね。紫の丸のところで25日線がサポートワークしていて、今回それを上からダウンブレイクしてきているわけですから、次に25日線まで戻せば、かなりの確率で売りオーダーが出てくると思います。まだ25日線は1.36あたりにありますが、ここから徐々に右下がりになって来ると思いますので、この位置は必ずチェックしておきましょう。


ここからのシナリオ・仮説としては、

・ここしばらくの流れは下向き
・ちょっと短期的には下げすぎ
・かといって、先週安値は確固たるテクニカルターゲットではない

ということから、少し戻した後にもう一段下、ということが考えられるかと思います。その場合のトレードプラン(実践)としては、

・まず5日線・BB-1σラインあたりで戻り売り
・次にもう一段戻したら、25日線・BBミドルバンドあたりで戻り売り
・上記のようなターゲット

というあたりが考えられるかと思います。


4時間足を使った、もう少し具体的なアイディアは、 Dealer's Eye の方に書いておきます。週明けのピックアップ通貨ペアとトレード戦略もあります。


トレード上達への近道は、

分析→仮説(シナリオ)→実践(トレード)→検証

の繰り返しです。このプロセス・サイクルをひたすら繰り返さない限り、トレードは上達しません。そのためには、しっかりとしたテクニカル知識を、きっちり身に着けることが絶対必要です。


まずしっかりとしたテクニカル知識に基づく分析を行い、

・いまこのあたりにある
・いまの位置はどのようなところか
・この先このあたりまで戻るのではないか、その根拠は
・ターゲットはこのあたり

といったシナリオ(仮説)をAプラン、Bプラン、Cプランあたりまで考え、そのプランに基づき、マネーマネジメントを管理したうえで、トレード実践を行い、エグジット後は必ず検証を行う、といったことです。


MAトレーディングマスター のような、かなりテクニカル的にしっかりとしたトレードマニュアルを活用するのもいいと思います。


しっかりしていないテクニカル知識を鵜呑みにしてしまったり、補助ツールやインジケーターにばかり頼るのもよくないですね。やはりしっかりとしたテクニカル知識を身につけ、上のようなプロセス・サイクルを繰り返さない限り、長く勝てるトレーダーへの道のりは遠くなると思います。




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