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ドル円の展望、テクニカル徹底分析&トレード戦略

15:00

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先週後半のドル円は米GDP速報、米雇用統計で大きく上下しました。ウィークリー・ボラティリティとしては178pipsとさほど大きくないのですが、米GDP速報で約70pipsの急騰、その後急転直下で5時間で約180pips下落、さらに米雇用統計で結局100pips以上持ち上げられ99.15の高値引け、というジェットコースター相場を派手に演じたことから、この動きにはかなりインパクトがあったと思います。


「強い米GDP&米雇用統計でドル買い」ですから、ここから基本的にはドル円は上方向へのバイアスがかかりやすいと思います。確かに

・米GDPは強かったものの、個人消費は予想を下回る
・米雇用統計は強い結果であったものの、労働参加率は30年来の低水準
・先送りされただけの米財政問題が年明け再び訪れる

という懸念材料はあるものの、QE(量的緩和)縮小開始期待が「3月以降」から再び「年内もしくは1月」へシナリオを戻しており、目先は基本的にドル買いの流れとなりやすい状況になっています。


このあたりにはユーロとの関連もあるので、下の方にある昨日のユーロドルの記事も見ていただきたいと思います。


20131110_uj_w.png


ウィークリーチャートです。先週は下ヒゲ陽線引けになりました。これは目先の方向感・モメンタムに影響を及ぼしそうです。


もちろんまず最初にトライアングルに目が行きますが、そちらは下のデイリーチャートの方で。ここでは先にBB(ボリンジャーバンド)に注目したいと思います。ここは

・現時点では全バンドがほぼ横向き →現時点ではまだレンジ相場
・スクイーズ(収縮)傾向 →ブレイクアウトがポイント
・12週連続で-1σラインがサポート →今後も重要なサポートラインになる
・先週はミドルバンドを抜けて引けている

という4つのポイントに着目、その中で先週ミドルバンドを抜けて引けていることは重要です。これらのことから、

・サポートラインは引き続き-1σライン
・直近のサポートラインはミドルバンド
・目先上方向のターゲットはまず+1σライン、その次に+2σライン

というシナリオ(仮説)が想定できるかと思います。現在

・100.77:+2σライン
・99.70:+1σライン
・98.62:ミドルバンド
・97.55:-1σライン

ですので、BB視点からのトレーディングストラテジーとしては、

・98.62~97.55へ向けて買い下がり
・97.55をしっかり割れて引けたら撤退
・99.70が最初のターゲット
・抜けてくるようであれば、100.77がその次のターゲット

というプランが考えられます。BBだけでもこれだけのストラテジーを考えることができます。なお、BBの位置は週明けに少し動きますので、そこはアジャストします。


MA(Moving Average・移動平均線)は、現在まだ絡み合っている状況ですが、52週(1年、茶色のライン)がかなり上がってきています。ここからブレイクアウトするならば、チェックマークのところのようになるか注目です。MAの収束→拡散ポイントは、エントリーすべき場所として知られています。


その他、オシレーターの方は、ストキャス・RSI共に真ん中近辺の推移でレンジ示唆ながら、どちらも上向きですので、こちらもどちらかと言えば方向はブル示唆しています。


20131110_uj_d.png


デイリーチャートです。ここでは5つのポイントをチェックしておきたいと思います。


まずローソク足。先週木曜に上下にヒゲを持つ長いキャンドルが出現しています。レンジフェーズでのこのようなキャンドルの出現は、上下ブレイクアウト方向へ伸びることが多いとされていますので、今週は先週高値(99.40)をクリアするかどうかがまず最初のポイントになります。


次にトライアングル。ここまでこのトライアングルは上にも下にもブレイクのダマシがあったので警戒はもちろん必要ですが、金曜終値で上へブレイクアウトしたまま引けています。その前日にヒゲでブレイクトライしたものの跳ね返され、再度抜け、さらに引けでブレイクしていることはインパクトがあります。サポレジ的にいうと、次はひとつ上のレジスタンスは100.60(9月11日高値)であり、今後このあたりを目指す可能性もあります。仮にそれを抜けたら、

・101.52(7月8日高値)
・103.72(今年高値、5月22日)

が順にレジスタンス=ターゲットになります。


3番目にBB。金曜引け値は、ちょうど+2σラインで引けています。ここで止まったことは、一応週末&米連休を控えセオリーかと思いますが、ここから仮に「ブレイクアウト=上攻め」となった場合、バンドウォークになる可能性があります。その場合、サポートライン(=押し目買いポイント)は+1σラインになることが多いです。現在

・BB+1σライン=98.69

にありますが、このラインの位置は週明け次第に動いていきますので、そのレートはしっかりチェックしておきましょう。押し目買いポイントになる可能性があります。仮にこのラインを割れた場合でも、その下に

・ミドルバンド(20日線)=98.19

がありますので、ここを割れるまではブルモメンタムが継続することから、「引け値でこのラインを割ったら目先ロングは一旦撤退」というロスカットラインを設定することができますね。


4番目はMA。まず目立つのは200日線(赤いライン)。200日線の重要性は過去何度も解説してきていますが、

・プライスレートが200日線より上にあり、かつ200日線が右上がりの場合は、ロングポジションをホールド
・プライスレートが200日線より下にあり、かつ200日線が右下がりの場合は、ショートポジションをホールド

ということに代表される、長期ポジションの重要な判断基準に多く使われています。このラインを引け値でしっかり割り込んでしまった時のインパクトはかなりのものですが、逆に今回3回続けてサポートされ跳ね返された(3つのピンクの丸)ことで、強気の見方は維持されることになりそうです。


さらにここではもうひとつ、ひとつ前のスイングトップの抜けてきたことが、「ダウ理論によるアップトレンド維持」のモメンタムサポートにもなっています。


もうひとつMAでここは見逃しがちなのですが、多分このままいけば今週どこかで25日線(紫)が75日線(青)をGC(ゴールデンクロス)する可能性が高そうです。とすると、MAのフェーズ的にはここでPO(パーフェクトオーダー)が完成します。収束からPOによる拡散はブレイクアウトの形としてはあまりに有名ですので、ここは注目しておきたいと思います。通常POは結構遅れて出現することからPOを待つとタイミングが遅い場合もあるのですが、ここはレンジが長かったのでまだ初期です。


そして最後にオシレーター。ストキャスは下げからクロスして上昇に転じるかどうかのポイントですが、RSIはまだ真ん中から上へ向いたばかりです。これをブレイクアウトととらえるのであれば、まだかなり余地があることが示唆されています。


このような観点から、デイリーチャートにおいては、

・今週はトライアングルの本格ブレイクアウトを目指すのではないか
・BBが右上がりになってきたら、ミドル~+2σラインの間の推移で上を目指すのではないか、その際の押し目買いポイントは+1σライン
・POになったら、さらに25日線のモメンタムサポートが強化されるのではないか
・200日線を引け値でしっかり割り込んだらロングは一時撤退

といったここからのシナリオ(仮説)を立てることができるかと思います。


この仮説に基づく実践(トレード)アイディアとしては、

・目先は5日線もしくはBB+1σラインあたりでの押し目買い(1・4時間足などのオシレーターで押し目反発確認後)
・それを割り込んだとしても、ミドルバンド/25日線あたりで押し目買い(1・4時間足などのオシレーターで押し目反発確認後)
・200日線を引け値でしっかり割り込んだらロスカット
・ターゲットは週足+1σライン(現在99.70)、それを抜けたら9月11日高値(100.60)

という目先の戦略が浮かんでくるかと思います。


ファンダメンタルズ的にこの先混迷要素が残されている中、まだレンジをはっきりブレイクしたとは言い切れない状況ですので、高値追いはポジった後がキツくなると思います。できればテクニカルサポートに加え、

・MAの向き転換やGC
・4・1時間足などでオシレーターやADX・DMIなどのテクニカルインジケーター

などを使い、丁寧に押し目を拾っていった方がやりやすいと思います。


今週もテクニカルトレーディングシグナルを、どこかで1回配信しようと思います。多分ドル円になると思います。かなり分析された結果導き出されたシナリオ基づき、テクニカル的にしっかりしたものです。MA・BB・ストキャス・RSI・ADXDMIなどのテクニカルインジケーターに加え、ライン・フィボナッチなどが加味され、1時間足/4時間足で判断しています。無料ニュースレター(左上です)に登録いただければ、無料で配信されます。




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