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米雇用統計雑感

18:00

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NFP(非農業部門雇用者数)が市場予想の+19.7万人に対し結果が+7.4万人と、直前の一連の米経済指標の良好な流れに対し、かなり予想と結果が乖離した結果が発表されています。ただし、これは寒波の影響が大きいことを勘案すると、そこまで悲観すべき結果ではないと思います。一方失業率は市場予想&前回の7.0%に対し6.7%と大幅に改善したように見えますが、これは労働参加率の減少に伴う数字のマジックの部分が大きいでしょう。


ということは、昨日のような大幅なドル売りは、ちょっと行き過ぎのような気もしないでもないです。ひと通りアナリストのコメントに目を通しましたが、

・ファンダメンタルからみてもUSDJPYのダウンサイドリスクはそう大きなものではない
・USDJPYのlong-term bullish biasはただひとつのイベントだけでトレンドが変わる訳ではない
・Kuroda日銀総裁の更なる緩和に対する期待
・keep buy dip strategy(押し目買い戦略継続)

といった表現が目立つようです。もちろん目先はコレクション-是正・調整は十分に考えられますが。


米雇用統計の陰に隠れてしまってますが、カナダ雇用統計が悪いです。

・雇用者数:予想+1.4万人に対し、結果-4.6万人
・失業率:予想6.9%に対し、結果7.2%

とかなりネガティブな結果です。BOC(カナダ中銀)もハトですから、目先カナダドルはベアリッシュ傾向が継続するでしょうか。


ちょっとここから相場は難易度が高い感じになりそうです。

・ユーロはネガティブではあるものの、売られたところは株高で買われる
・豪ドルはRBA総裁の0.85発言がひっかかるものの、同様に下がったところは買われる
・円ベアリッシュは続きそうなものの、円ショートが記録的に積みあがっている

と、相場が一方向へ雪崩れるにはいまひとつ材料が欠けている感じがします。ポンドは比較的ブリッシュだと思います。


中長期的には

・ドル円のロング
・ユーロドルのショート

といった方向で見ているストラテジストが多いように思いますが、各通貨ペアとも比較的インパクトの高いテクニカルポイントにあるものが多いです。過去のマーケットプロセスを見ても、こういうときはテクニカルがかなりワークしてくる傾向が強いです。エントリー・エグジット・ターゲットといったシナリオ&ストラテジーをしっかり持った上でのトレーディングを維持することがとても重要なのではないでしょうか。


どの通貨ペアをどのあたりで、どのようなトレードスタイルで狙うかは、 Dealer's Eye の方で。




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