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ドル円テクニカルからみるFOMC後の展望とトレード戦略

18:00

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昨日のFOMCは「QE100億ドル縮小」というトピックはありましたが概ね既定路線の範囲内ということで市場は割と反応が薄かったようです。それよりも、現時点では新興国懸念の方に焦点がいっている感じです。


件の新興国懸念ですが、昨日はトルコ中銀が極端な利上げ&南アフリカ中銀も利上げと一旦落ち着いたものの、

・FOMC前の手仕舞いがでた
・逆に極端な利上げが一層の不安を想起させた

ということで、昨日ロンドンタイムには一時リスクオフが強まる場面がありました。今日もそのような場面があるとすれば、同じようなことが起こりやすいと思います。今日は日経が一時前日比530円暴落する場面がありましたが、現時点でドル円はそんなに落ちてないです。そのあたりは底堅さが垣間見えると思いますが、この後のロンドン・NYでまた新興国リスクに焦点があたるとするならば、もう一段下もあり得ると思います。


さて、今日は1週間の中で最もボラティリティが期待できる木曜です。特に日本時間22:30に発表される米GDPは速報ですから、市場予想と乖離した場合はドル買い・ドル売りで結構ハイボラになると思います。しかしながら、

・明日から中国が旧正月で大型連休に入る
・明日は月末
・来週は米雇用統計ウィーク

ということで、今夜伸びたところは手仕舞いが出る可能性が高いです。今夜に関しては、ドル円はあまり積極的にポジ建てする感じではなさそうなので、過度な深追いは気を付けた方がいいと思います。


20140130_uj_m.png


明日で月末、まず月足を見てみたいと思います。


まず目に付くのは先月と今月のキャンドルの横並びですね。高値揃いの毛抜きになっていますし、現位置ちかくで引ければ2Barsととれなくもありません。そこでポイントですが、先月の安値101.62を明日下回って引けるようだと、約1年半近く続いた上昇の流れが一服となり、しばらくは戻り売りも出やすくなってくると思います。


ちょうど先月今月の高値ゾーンは、80円割れのダブルボトム(1995年4月と2011年8月)間の高値(1998年9月、147.71)からの下落幅に対する38.2%戻しゾーンにあります。また同ポイントから引いたダウントレンドラインにもあたり、オシレーターもとても高い位置にあります。中長期サイクルで見れば、依然アップトレンドは継続していると見ることができますが、ここはテクニカル的見地からは、一旦踊り場入りしてもおかしくないといえるのかと思います。


20140130_uj_w.png


次に週足です。


まず2011年10月安値(75.56)を起点とした上昇波動ですが、エリオット波動理論からすれば、昨年12月高値(105.43)で5つの波動が完結していると考えることができます。この5波動が終了した後は、調整波入りとなるケースが多く見られます。そのターゲットとしては第1波動の起点からのフィボナッチポイントとなることが多く、今回のケースに当てはめると、最初のターゲットは23.6%戻しにあたる98.38です。つまりこの理論からいえば、ここから100円割れはあり得るということになります。


ただし、ダウ理論からすれば、昨年6月安値(93.78)を割らない限りは直前のスイングボトムを割り込んだことにはならないので、そこまでは長期的なアップトレンドは継続していることになります。


次に、MA(Moving Average・移動平均線)を見てみます。ここでは2つのラインに注目してみます。ひとつはオレンジのライン。これは5週線ですが、このラインの傾きや位置で、ポジショニングのエントリーの判断の目安のひとつになります。具体的には、

・アップトレンドのときは、押し目買いポイントのひとつとして(ピンクのゾーン)
・ダウントレンドのときは、戻り売りポイントのひとつとして(黄緑のゾーン)

ということになりますが、あくまで週足ですので「ぴったり」ではないので、多少のバッファは見ておくことが必要ですね。傾きとレートとの位置が非常に重要になる訳ですが、今週はバッチリ下を向いています。そこで、売りポイントになる訳ですね。今週は103.50あたりにありますので、ここにかなり膨大な売りオーダーが並べられています。今週高値が103.43でストップしたのは、このようなところにも一因があると思います。先週のアカデミーでも「103.40が売りポイント」としたのは、このような背景があります。そこから150pips以上売られたと思います。


次にチェックするのは茶色いライン、52週線ですね。52本ですから、ちょうど1年です。このラインはとてもに重要で、過去のデータを見てもこのラインはサポレジ的に重要であることが分かるかと思います。2011年10月安値(75.56)まではダウントレンドですのでレジスタンスとして、その後ブレイクしてサポートとして機能しています。ということはこのラインは今後サポートラインのひとつとして考えられ得る訳ですが、現在の位置は99円あたりにあります。多少のオーバーシュートを考えると、上のフィボナッチと合わせて、98-99円あたりはひとつの下値目処として考えることができるのかと思います。


MACDとADX、ものすごい長期軸ですが昨年12月高値でここから下を向けば結構ダイバーなのは、ここから中長期の動向を占ううえで気になりますね。


ライントレードなんかからすると、2つの高値を結んだ下のライン、もしくはこの38.2や61.8%幅のパラレルラインなどはターゲットになってくるという見方ができますが、この61.8%あたりがちょうど99円くらいになってくると思います。このゾーンは今後意識しておきたいですね。


20140130_uj_d.png


では最後に日足です。いまの状況的にちょっとラインやフィボナッチは取りにくいので、ここはMAやBB(ボリンジャーバンド)などを判断材料にしてみたいと思います。


今週のサポートですが、ほぼ75日線(青いライン)が機能していると考えられます(青い矢印。では「このラインで買い」かというとそうではなく、

・BBは全て下向きで、ミドルバンドも下向き
・25日線(紫)と5日線(オレンジ)がDC(デッドクロス)している
・5日線が下向き、間もなく75日線とDCする可能性がある

ということで、トレードの基本からは現時点では買いポジションを建ててはいけないことになります。トレンドに逆らったカウンター(逆張り)ポジションは、基本的にハイリスクです。MACDなども下向きで、ついにマイナスゾーン入りしています。DMIも、-DIラインの方が上にあります。ここはミドルバンドや25日線、それと5日線やオシレーターなどを組み合わせ、戻り売りポイントを探す方が素直な考え方になります。


ターゲットはどこか。ここからは、昨年10-11月に3回サポートになった200日線(赤いライン)がやはり意識されやすいと思います。このラインは現在100円ちょうどあたりにありますので、ここから下へ向かった場合、100円ラインの攻防というのは十分に考えられると思います。


ここはトレードの基本とシナリオメイク、エントリー・エグジットの戦略をしっかり押さえていれば、高値ポジを塩漬けているとか、あまりマイナスを出す場面ではないのではないでしょうか。短期的なトレード戦略は割と明快だと思います。日々のトレードについては、これら基本的なことを理解したうえで、トレンド系やオシレーター系などのテクニカルインジケーターなどを使って、トレード戦略を資金管理のもとにマネージする必要があります。具体的な日々のトレード方法などは、また書きますね。




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