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ドル円テクニカル分析・今週のシナリオとトレード戦略

15:00

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今週のマーケットはビッグイベントが続きます。

・月末・四半期末・年度末
・新年度入り
・消費税率引き上げ
・ECB理事会
・米雇用統計

これらのイベントを受けたマーケットの方向性は蓋をあけて見なければ分かりませんが、少なくとも米株&米国債利回り上昇によるドル円のサポート期待などが先週末NYの小さなブレイクアウトなどに兆候が見られているのではないのかと思います。


こういう時、個人トレーダーレベルでファンダメンタルズを追いかけたトレーディングでプロフィットを確保していくのは結構難しいのではないかと思います。もちろん基礎ファンダメンタルや過去の4月アノマリーなどの確認は必要なことではあるのですが、それよりも、重要なテクニカルポイントをしっかりチェックしておくおき、イベントで出来た動意に短めのタイムフレームでフォローポジションを構築していくのがいいと思います。トレーディングのごく基本ではあるのですが。


ここ約2ヶ月にに渡ってドル円相場は膠着状態のトレンドレス相場になっています。それだけに、今回のイベントにおける動意とトレンディングは是非期待したいですね。ではテクニカルポイントをチェックしておきたいと思います。中長期相場のテクニカル的な見かたについては先週と今のところ変わっていないので、今週はウィークリータイムフレーム以下の短中期フォーカスで見てみます。


20140329_uj_w.png


ウィークリーチャートです。先週は高値102.97、安値101.71で、値幅は126pipsしかありません。4週前の長めの陽線以降高値・安値いずれも更新しておらず、トレンドレス状態が続いています。


ここ毎週触れていることですが、これで9週(2ヶ月)続けて高値は13週=3ヶ月MA(ピンク)・安値は26週=半年MA(紫)になっています。厳密に言えば13SMAはいま102.73で先週引け値は102.80ですから抜けてはいるのですが、これは3~4週前同様数pipsは誤差ですのでこれで判断するのは早計で、今週も引き続きこの2本のラインをどちらへ放れるかがポイントになりそうです。動意付くのであれば、別に終値のブレイク方向を見てからでも全然遅くないと思います。

・BB(ボリンジャーバンド)がスクイーズ
・プライスがミドルバンド近辺を往来している
・すべてのMAが収束傾向
・ADXも低い位置

と、インディケーターは引き続き現時点ではトレンドレスを示しています。


上へ抜けた場合は分かりやすくて年初来高値がターゲット。下へ抜けた場合は、過去10年ほどのチャートを見ると何度もサポレジとしてワークしている52週=1年MA(茶)がネクストサポートになりますので、そこへ向かう可能性が出てきます。現在52SMAは100.30にあります。


このあたりにはラウンドナンバーやBB-2σラインもあり、ライントレーダーであれば意識するであろうチャネルの61.8%も接近しています。ウィークリーレベルでは、この100円近辺はテクニカルポイントが収束する強めのサポートゾーンということになりますので、もし下方向へ向かったとしても、このあたりでは下げ止まりやすい、ということになるのかと思います。


20140329_uj_d.png


デイリーチャートです。


今年1月2日につけた105.43と、2月3日の100.74、この間のレンジ相場が続いています。テクニカル的に見ても

・MAが5~100SMAまで収束して絡み合っている
・BBは横向き
・BB間の往来相場
・ADXは低い位置が続いている(パラメーター14だと、わずか14です)

と、デイリーチャートでも全くのトレンドレス相場です。ただもうこの相場も3ヶ月。今週のイベントでそろそろブレイクアウトを期待したいところです。


今週のトレーディングストラテジーとしては、ファンダメンタルズベースでいくと消費税率引き上げに伴う株式市場の動向を見ながら米雇用統計を待つということになりますが、テクニカルベースでは

・短めのタイムフレームでフォローしていき
・レンジ上下もしくはサポレジに近づいたところでキャンドルでカウンターシグナルが出たら短期でカウンター
・カウンターポジションは対極BBなど最も近いサポレジで短期エグジット
・米雇用統計後に流れができたところでBuy DipsもしくはSell Rally

というポジショニングスフレーム、というフローになるのかと思います。


目先のポイントは103.75と101.19という2つの直近サポレジが非常に大切です。このレベルの外側ではストップオーダーが多いと思います。引き続きウィークリー以上の中長期的レベルではアップトレンドベースですので、どちらかというと買いからの方がやりやすそう、というのは変わりません。


その他の下のサポートレベルは

・2月安値(100.74)
・200日MA(赤いライン、100.54)

です。特に200日線は昨年10・11月に3回サポートワークし、さらにアベノミクス相場以来一度もしっかり割り込んでいない重要なラインです。このあたりはウィークリータイムフレームでも重要なサポートゾーンですね。ちなみに200日線は中長期投資家のポジショニングの目安になるとても大切なラインです。ファーストトライでブレイクする確率はあまり高くないと思います。


20140329_uj_h4.png


では4時間足タイムフレームを使って今週の短期トレードのシナリオを描いてみたいと思います。デイリーBBと75・100SMAが完全に横向きで、全くのトレンドレス相場ですね。


まずファンダメンタルズベースのシナリオとしては、週明けは消費税率引き揚げの株式市場への影響を見ながら(アジアタイムのNIKKEI)、初動ののちマーケットフォーカスは米雇用統計へ移行、という仮説が想定されます。米雇用統計は現時点では失業率6.6%、NFP(非農業部門雇用者数)+20万人という強めのコンセンサスです。これが4/1(火)の米IS製造業景況指数と4/2(水)のADP雇用統計でステーブルになってくると思います。ということは、比較的底堅いイメージからロングベースのフレームがやりやすいのではないでしょうか。


3/7-14の高値(103.75)安値(101.19)間という狭いレンジの中での判断にはなりますが、先週金曜NYタイムの動向を見るとロングモメンタムはあるように思えます。であるとするならば、レンジシーリングのリテストや25SMAなどは押し目買いポイントになってきやすく、またBBのブレイクアウトを追いかけるのであれば(狭いレンジの中ではありますが)+1σラインとミドルバンドあたりも狙い目になります。


このあたりのサポレジを意識したうえで、最終的には1時間や15分といったタイムフレームでキャンドルやインジケーターに落とし込んでいくというフローになります。


ざっくり見れば、デイリーBBミドルが現時点で102.30-40あたりにありますので、このあたりはまず週明け最初の押し目買いポイントになりやすいのではないでしょうか。その場合の利確のターゲットはショートタームだと+2σラインのファーストタッチ。コンサバティブにいくのであればデイリーベースでADXが右上がりになる・±DIラインがクロスといったサインを待ってもいいと思います。




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