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ドル円今週の展望とテクニカル分析&トレード戦略

15:00

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今週のマーケット・スケジュールですが、

・30(水)米FOMC・GDP速報
・2(金)米雇用統計

と、3大ビッグイベントが並びます。ただし米GDPとその後のFOMCまでは5時間半しか離れていませんので、今回のGDP後の動きはどこまでという感じはあります。


米四半期GDPは速報→改定→確報と順番に毎月最終週に発表されます。一番サプライズとインパクトがあるのは速報値です。改定値と確報値は既に前にベースとなるデータが発表されているのである程度予想の範囲内に収まることが多いですが、速報値は市場予想と乖離することもあり、その場合発表直後に大きくレートが飛ぶことがあります。


ドル円やクロス円など、この数ヶ月トレンドレス相場になっていますが、今週は上記3大イベントが、来週は各国政策金利の発表やECB理事会があります。日本はゴールデンウィークに入りましたが、マーケットは今週から2週間が大きなターニングポイントになりそうです。


なお、今回の米雇用統計ですが、通常は前日のECB理事会・政策金利発表&ドラギ総裁会見を受けてユーロが乱高下した後に一旦小康状態になり、翌日の米雇用統計の発表後にNYのお昼頃まで動いてそこで週末入り、という流れになりますが、今回は米雇用統計が2日と月初であり、1日はレイバーデーなので、ECB理事会が1週間遅れるスケジュールです。流れがいつもと違っていますので、特にユーロ円を筆頭とするクロス円は通常と違ったパターンの動きをする可能性があります。勢いが出たらそのまま流れができる可能性がありますので、注目しておきたいですね。


20140427_uj_m.png


今週はドル円です。まず現在の位置感をマンスリー・タイムフレームで。


現在の102-103円ゾーンは、

・1995年の底値(79.75)と2011年の底値(75.56)間の高値(1998年、147.71)から引くダウントレンドラインが接近
・同高値からの下落幅に対する38.2%コレクションゾーン
・同高値以降のサポート&レジスタンスラインのリテスト

と、とても重要なテクニカル・レジスタンス・ゾーンになっています。このゾーンを抜けてくるためには、相当のインパクトある流れが必要です。このゾーンにあと半年分くらいのバースペースが残されていますので、このゾーンで引き続きスタックする可能性は十分に考えられると思います。


20140427_uj_m2.png


もうひとつシンプルなマンスリー・チャートです。


直近5本くらいのキャンドルを見てみると、「ダイバージェンス+ツインタワー」のリバーサル・シグナルが出ていて、引き続きオシレーター(ストキャスティクス)は高値圏、2本のラインはクロス後に下を向いています。注目したいのはあと3日残された今月の終値(30日)です。


現時点では現在生成プロセスにあるキャンドルは陰線ですが、高値・安値共に前のキャンドルの高値・安値を切り上げた状態になっています。この足が確定した時点で

・終値が前のキャンドルの安値を下回っているかどうか
・終値が前のキャンドルの中心線を下回っているかどうか

は、この先を占ううえでとても重要な判断材料になります。30日の終値でボディがどのような状態になるか決まります。ちょうどこの日は米GDPの発表があるだけでなく、終値が確定するわずか3時間前にFOMCがあります(今回は会見の予定はないので、一発で動きの方向が出やすいです)。とても重要なポイントですので、これは注目しておきたいですね。


20140427_uj_w.png


ウィークリー・タイムフレームです。

・BB(ボリンジャー・バンド)がフラット
・MA(移動平均線)がスクイーズ(5/13/26)

と、この3ヶ月ほど完全にスタックしてしまっています。ただしこれらの兆候はブレイクアウトが近いというシグナルでもあります。ここしばらく102円台が居心地いい感じになってしまっていますが、「そろそろ動き出すのでは」と期待を持って待ちたいですね。


上方向の週足での上方向のターゲットは昨年高値(105.43)、下方向は52週線(100.70)です。特に下方向ですが、52週線(ブラウン)は過去1年分の足の終値の平均になりますが、長期軸ではとても重要な移動平均線として有名で、過去何度もサポート&レジスタンスになっています。今回はアベノミクス後のファーストタッチですので、少なくとも1回はサポートとして機能する可能性が高いと思います。


これを抜けてしまうと、次は2011年安値(75.56)~2013年高値(105.43)の23.6%コレクションライン(98.40)になります。とくにこの期間は上昇エリオット5波動がコンプリートされていますので、その後はコレクションが出やすいです。その場合のターゲットはフィボナッチポイントになりやすいので、その意味では100円のラウンドポイントよりは98.40ラインの方がよりサポート・ターゲットになりやすいのではないかと思います。


またシンプルにキャンドル・チャートだけ見てみると、現在のレンジはフラッグのようにも見えます。ほとんどの市場予測が上方向や押し目買いになっていると思いますが、テクニカル的には結構下を示しているものが多いです。このあたりは「上も下もあり」とフラットに見た方がいいと思います。上記ラインあたりまで現ポイントから4円程度の下方向へのコレクションは十分にあり得ると思います。


20140427_uj_d.png


デイリー・タイムフレームです。


先週はほぼ束になっている5/25/75日線がレジスタンスになりました。BBミドル(20日線)もあります。先週高値(102.70)レベルは相当強めのレジスタンスになっています。ここは4時間足で見るとかなりきれいなラウンド・トップになっています。ラウンド・トップはこの場合は下方向を示すシグナルになります。ただしこの上(102.80あたり)にはかなりストップロスもありますので、ここをつけた時は103円を一度つける可能性が高そうです。


一方下方向ですが、これはかなりインパクトの強いテクニカル材料が並んでいます。

・101.20(3月のダブルボトム)
・100.86(200日線)
・100.74(2月安値)

特に101.10、100.60あたりにはかなりのストップオーダーも並んでいますので、ここを引っ掛けた時は長い脚が出る可能性があります。


昨年10-11月に3回サポートワークした200日線ですが、

・昨年はアベノミクス後のファースト・タッチであり、はっきり右上がり状態
・今回はファースト・タッチではなく、傾きも緩やか

ですので、1回は跳ねると思いますが、2回め以降のトライで抜ける可能性があります。ここでの買いはしっかり反転を見た方がいいのではないかと思います。


しかしその下の年初来安値の100.70は週足で52週線もありますので、ここは強めのサポートです。この下はかなりロスカットが並んでいて、更に下方向は98-99円台まで目立ったサポートがない真空地帯になります。今回は100円ラインはテクニカル的には決して盤石ではないと思いますので、「3ケタ絶対」という固定観念は持たず、フラットにトレードに挑んだ方がいいのではないかと思います。


どちらかというと今のところ目先売り目線ではあるので、サポート割れで次のターゲットを目指す感じでしょうか。今週はイベント週ですので、狙ってみたいですね。先週は102.45-50で売り、102.20-25で買いというディールが何度かいけたと思いますが、今週はやらない方がいいですね。上へ行っても103近辺は次のレジスタンスがあります。


いつものことですが、

・プライス/5SMAがミドルバンド/25SMAより上にあるときは買い目線
・プライス/5SMAがミドルバンド/25SMAより下にあるときは売り目線
・ミドルバンド/25SMAが傾斜しているときはトレンド、不安定もしくは横向きの時はトレンドレス

という基本線を守ったトレードスタイルが大切だと思います。




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