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米雇用統計とドル円ファンダメンタルズ

13:00

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米雇用統計は通常毎月第1金曜日に発表され、FXマーケットの値動きに最も大きなインパクトを与える指標として知られています。金曜日に発表された最新データでは、

・非農業部門雇用者数(Nonfarm Payrolls):前回+28.2万人、市場予想+21.8万人、結果+21.7万人
・失業率(Unemployment Rate):前回6.3%、市場予想6.4%、結果6.3%

と、ほぼ市場予想通りの結果になりました。経済指標の場合、「結果がいいか悪いか」ではなく、「市場予想よりいいか悪いか」でレートが動きます。今回の場合はほぼ市場予想通りでしたので、結果としてドル円は上下50pips程度動いただけでした。FXトレードはエントリーとエグジットの差益がプロフィットになりますので、この値幅ではプロフィットを確保するのは難しいです。


ドル円は今年2月以降、4ヶ月以上に渡って約300pips程度の狭いレンジを往来しています。昨年の5~6月はアベノミクスの円安の反動(エリオットウェーブ4波)で約1,000pipsのボラティリティがあったので、その1/3しか値幅がないことになります。最近のドル円は50pips程度動いただけで「円高・円安」とヘッドラインになってしまうくらい値動きが少なく、1週間単位でも約100pips程度しか動きません。


ファンダメンタルズ的には、NYダウ平均が史上最高値を連日更新(警戒感も伴いますが)するなど株高&ドル高の流れになっていていますが、ドル円はそこまで円安になっていません。ドル円の値動きは米長期金利の動きに連動しやすいですが、最近は感応度も鈍っているようです。


もうしばらく上下に動きにくい流れが続きやすいでしょうか。


次回FOMC(連邦公開市場委員会・Federal Open Market Committee)は6月17-18日に行われます。FOMCは年8回ありますが、FOMCには2つのタイプがあります。ひとつは結果発表のに行われるもので、もうひとつはイエレンFRB議長の会見が伴うものです。これは今年の場合交互に行われ、6月は後者です。後者の方が政策変更の発表などが行われることが多く、市場へのインパクトが大きくなります。


しかし、今回の米雇用統計がほぼ市場予想通りに収まったことなどからしても、今回大きな動きはないのではと見られています。その後のFOMCは7月29-30日(イエレン会見なし)、9月16-17日(イエレン会見あり)と続きますが、何か動きがあるとすれば9月の方が線ではないかと思います。


先週、「イエレンFRB議長、今年のジャクソンホール会合に出席へ」というヘッドラインが流れました。米ワイオミング州ジャクソンホールで毎年8月下旬に行われるFRBのシンポジウムは、世界中の中央銀行関係者や経済政策担当者が集い、金融政策について議論する主要な舞台として知られています。ここ数年でも、バーナンキ前FRB議長が重要な政策変更を発表するなど、大きなインパクトをマーケットに与えたのは記憶に新しいところです。


この8月下旬のジャクソンホール会合~9月中旬のFOMCを睨んだ動きになってくるのではないでしょうか。とするならば、ドル円はあと2~3ヶ月はこのレンジが続く、ということになりやすいのですが・・・


シナリオのひとつとして想定しておきたいですね。



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