先週長い下ヒゲのドル円はここからどうなりそうか

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週足チャートです。


先週は105円台半ばの昨年高値ラインが見事にサポレジになりました。サポート&レジスタンスはテクニカルトレードの最も基本的なところです。このような場合、105円台半ばあたりで「このあたりで下げ止まって反転するのではないか」といった意識をデイトレでは持つ必要がありますね。


このような大きなサポレジラインは、1時間足以下の短いタイムフレームだけ見ていては発見できません。「木を見て森を見ず」になってしまうので、ときどき週足などの大きなタイムフレームで、重要なテクニカルポイントを見ておくといいと思います。


「チャートは過去を繰り返す」のテクニカルの概念から、今回のブレイクアウトの天井が110円である可能性が高いのでは、という話は先週書きました。


(1)~(3)はいずれも、

・ブレイクアウト前のレンジ幅は300~400pips程度
・レンジの期間はいずれも半年程度
・ブレイクアウトの期間は2ヶ月程度
・ブレイクアウトの幅は800~900pips程度

と、全て一致しています。やはり「チャートは過去を繰り返す」という考え方は十分に成立しているといえるのかと思います。


では「その後」も比べてみて、今後のシナリオの仮説立てをしてみるとするならば、(1)(2)ともに、ターゲット到達後は、多少振れ幅があるものの、

・再度レンジに突入
・レンジの幅は300~400pips程度
・期間は半年程度

と共通していることが分かります。このことから、ここからしばらくは、105~110円の中で、幅3~4円程度のレンジを半年程度形成していく可能性が考えられますね。



↓シナリオが描けたら、実際のトレードはこれで!
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